読後感

歴史小説、ホラー、エッセイ、競馬本…。いろんなジャンルで、「書評」までいかない読後感を綴ってみます。

スペル

2011年09月19日 | ホラー
 監督はサム・ライミ。借金返済の延長を断った女性銀行員が、老婆に呪われるという不条理逆恨みホラー。冒頭、若き日の女霊媒師が失敗する場面で、イヤーな結末を暗示しています。
 この老婆、まずは生身の状態で、老人とは思えない腕力に加え、入れ歯、歯のない歯ぐき、ゲロなどを駆使してヒロインに挑みます。ここは笑えますね。ここで理不尽な、悪魔に売り渡す的な呪いを喰らうわけです^_^;
 このヒロイン、出世を意識したり、飼い猫を差し出したり、降霊会の場面で支店長を売ろうとしたりと、保身キャラでもあるんですが、それでも地獄に落とされるまでの言われはない。
 私は映画での(小説でもですが)「口」の描写は、上手くやれば最高にエロチックだと思ってるんですが、この映画では、最高にグロいものにもなると知りました。歯のない老婆とのディープキなんて…。でもエロとグロって紙一重。
 終盤、ヒロインは、「エイリアンでのリプリー」ばりの「戦うヒロイン」のたくましさを見せますが、中盤で頼りになるかと思われた彼氏が、やっぱり使えなかった~。A級戦犯は、「山羊への一撃をしくじった男」ですがね(^_^;)
 
 
 


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2 コメント

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ホラー (agneau)
2011-09-21 21:12:48
こんにちはー。
「パラノーマル・アクティビティ」はそんなに怖いですか。全く見た事ないのですが、、、
「インシディアス」という映画が、ソウの監督とパラノーマルのプロデューサーがタッグを組んだ、とありますので面白そう~と思ってます。
10月にご出張があれば、ぜひお立ち寄り下さいね。お会いできると嬉しいなあ(^-^)
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ありがとうございます (たまも)
2011-09-26 11:48:00
 インシディアスには、我々父娘も注目しています。
 出張の時には、ぜひお邪魔したいと思います。「10月のディナー」等のメニューをみて、予約しますね。
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