
レフティが17歳の時のこと。
学校の放課後、
レフティがダチのジュードに、
スマホの最新洋楽ヒットチャートの画像を見せていた。
ジュードはつまらなそうに、
「エド・シーラン興味ない」と言った。
すると、
レフティ達がいる教室の廊下を歩いていた日本史の教師が慌てて入って来て、
ジュードに、
「こら❗️日本史の受験で江戸時代に関する得点率は高いのに、江戸知らん興味ないとはナニごとや⁉️」と怒鳴った!
レフティとジュードがあ然としていると、
日本史の教師はジュードに、
「今から江戸時代の試験で押さえておきたいポイントの補習してやる!」と強引に言うので、
ジュードは言葉に詰まりながらも、
「先生。ぼくは江戸知らんと言ったんじゃなく、エド・シーランって------」と言い訳している隙に、
レフティはジュードを置いて逃げ去った。
ジュードの必死の説明で日本史の教師は納得したが、
一応、
江戸時代の抜き打ち小テストされて、
成績が悪かったので、
結局、
江戸時代の要点をおさえる為の補習になってしまった。
こういう訳で、
ジュードのエド・シーラン嫌いは、
加速してしまったという。