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ケイシロウとトークアバウト

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裏口歯科医院

2025-03-20 23:43:00 | 日記




ウラグチという昔ながらの自宅兼歯科医院があった。
小さな歯科医院で、
ユニット(歯科医院用の患者用椅子)がひとつしかないうえに、
1人の中年歯科医が看護師と薬剤師をも兼任して運営していた。
おまけに、
腕が三流以下というネットレビューのせいで、
1日2人の患者しか来なくなった。

ある日、
そんなウラグチ歯科医院で大変なことが起こった。
アンと😳
自動ドアが謎の故障をしてしまった。
原因不明やけど、
自動ドアを開けたら、
通常の電気代の100倍かかるようになった。
当然、
万年火の車のウラグチ歯科医院に、
自動ドアの修理費など無かった。
また、
自動ドアの電源を抜いたら修理することにもなると業者に告げられた。
それで自動ドアに、
『ここは絶対100%に開けてはならない』という張り紙をした。
なのに、
ひとりの患者が自動ドアを開けたので、
ウラグチは、
「開けるなちゅうとるやろが🤬このボケが❗️」と怒鳴った!
患者もキレて😡
「じゃあ、どこから入ればいいんですか⁉️」と強く言い返した!
ウラグチは裏口から入るように指示した。

患者はウラグチ歯科医院の裏口にまわり、
そこから脱いだ自分の靴を持って上がり、
治療室に行かないとならなくなった。
裏口から靴を持って上がって治療室に行くまで、
65型テレビでぼかし無しのホモ映画を見ている息子の部屋を抜けると、
仏壇で必死に拝むばあちゃんの部屋を抜け、
コーヒー牛乳を口に入れて、
ガラガラうがいして飲み込むじいちゃんの部屋を抜けたあとに、
やっとで治療室にたどり着いた。
治療が終わると、
患者は靴を脱いで手に持ち、
コーヒー牛乳うがい飲みじいちゃん、
仏壇で必死に拝むばあちゃん、
65型テレビでぼかし無しのホモ映画を見る息子の部屋を抜けて、
裏口から帰ることになった。
こういうことが、
どんな人にも義務付けされた。
また、
自動ドアを開けた人には、
ウラグチは、
ドリルを手にして、
「抜歯する❗️」と脅した!

診療時間が終わると、
自動ドアを開けられて泥棒が入るといけないので、
自閉症ながらもセキュリティ会社を個人運営しているライオ(雷男)を呼んだ。
ライオは自閉症さながらの虚な目つきで治療室の片隅に座った。

夜になった。
真っ暗な治療室にあって、
外国人風の2人組の青年が自動ドアを開けて入ってきた。
ウラグチ歯科医院の内部情報を知っての行為やったのは明白やった。
2人組の青年は、
ユニットを外して持って行く為に、
工具を出して解体しようとした。
が、
片隅にいるライオ(雷男)に気づいた。
ライオはゆっくりとそばに置いてた拡声器を手にした、
⬇️



そして拡声器のスイッチを入れて口元に持っていき、
「ファー❗️ふぁー❗️ファー❗️ふぁー❗️ファー❗️」と物凄く大きな擬音語を発した!
すぐにウラグチと息子とじいちゃんにばあちゃんまで飛び出して来て、
2人組の青年を捕まえた!
そしてウラグチは、
2人組の青年をユニットの近くに連れて行き、
ドリルで歯を削った😱❗️
青年達の悲鳴が上がったが、
それを凌駕する凄まじいライオ(雷男)の擬音語が、
「ファー❗️ふぁー❗️ファー❗️ふぁー❗️ファー❗️」
と響きまくるんやった!!