
(画像はイメージで本記事とは無関係です)
俺の近所にあるグラウンドで、
とある野球部が毎年春に、
新入部員の為のオリエンテーションをする。
その際、
約40分も大声出して、
本年の勝利を誓い合う❗️
ところが、
俺の下部屋に住む30代肥満男のマンロくんは、
このことを知らない。
やから、
不思議そうに、
大声が響き渡るグラウンドの方を、
じっと見つめていた。
そこに、
元ヤクザじじいの、
ウオ大将が来た。
マンロくんはウオ大将に、
「あの叫びはナンですか?」と尋ねた。
ウオ大将はしばらく野球部員たちの雄叫びを聞きながら、
「あれは春の日差しを浴びた男達が、嫁を求めて叫んどるんや」と、
明治か大正時代感覚で語った。
そして、
「あいつらの元に、どれだけの嫁が来るやろか?」とも言った。
マンロくんはそうとは知らず、
「僕も春の男として雄叫びあげたいです」と返答した。
すると、
ウオ大将は手を叩き出して大声で、
「嫁来い❗️嫁来い❗️嫁来い❗️」と叫び出したので、
マンロくんも一緒に手を叩き、
「嫁来い❗️嫁来い❗️嫁来い❗️」と叫んだ!
これを遠くから見ていたエイジは、
「バァ~か😛」と罵った。