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ケイシロウとトークアバウト

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金借りぬ

2021-07-13 23:45:00 | 日記




2021年4月10日記事「裏社会を往く👿👿」に登場した借金取り、
兵庫県生まれの骸骨顔💀洒落神戸と、
力士部屋を逃亡したメタボ男のぷうタンが、
二十歳そこそこの茶髪オンナを、
とある事務所の一室に、
強引に連れてきた!
そこには、
お家様と呼ばれる、
高級和服姿の日本髪老女が葉巻をふかしながら、
一部始終に立ち会っていた。

茶髪オンナの名はカネマルと言った。

カネマルは、
多額の借金抱え、
そのまま逃げたので、
捕まった。

洒落神戸は、
「高飛びしたな😡‼️」と厳しく言った!
カネマルは泣きそうな声で、
「高校時代は棒高跳びしてました」と言った。
お家様はカネマルを睨み、
「借りたモノ返さんと高飛びしはって、全日空の一便乗せて空から落としますさかいに」と凄んだ!
カネマルは上擦った声で、
「お金は用意出来ます。そう言わないとこの場は収まらないわ。お金は-----」と言葉が切れたところに、
ぷうタンがニヤリとして、
「無いんやろ😏❓」と言った。
カネマルは唇震わせて、
「それは弟です。高校球児ですから」と言った。
ぷうタンは、無いんという言葉を高校野球のナインにすり替えられたコトに黙ギレした😡

お家様は、
「ぷうタン。このアマを使って豚まんいくつデケるんか❓」と尋ねたので、
ぷうタンはカネマルを直視しながら、
「体が細いので、40個いくかどうか」と言うと、
洒落神戸がカネマルに、
「お前はポオズ(包子)や」とニヤケて言った。
カネマルは小声で、
「わかりました」と言って、
両手ピース✌️✌️して笑みを浮かべた。
洒落神戸は、
「ナンの真似や🤬⁉️」とキレた!
カネマルは青ざめて、
「だって、ポオズやと言うから」と半泣きした。
洒落神戸は、
「ポオズは肉まんのことや🤬‼️キメろという意味や無い‼️」とガチギレした。

お家様は、
「福島行ってもらいまひょ。除染が足らんさかい」と言うと、
カネマルは必死に、
「福島で除染するより、福岡で遊線したい‼️」と訴えた!
お家様はカネマルを上から下まで眺め、
「器量ありはるな。それじゃ体で稼いでもらいまひょ」と言い、
カネマルは、
JR博多駅までの新幹線に乗せられた。

時が経って、
九州最大の歓楽街、
福岡の中洲のとある触り系店舗にいたカネマルは、
裸で必死に謝る青年を睨み付けていた。
店員のヤッコが、
「お客さん😠フォームだけのルールのはずですぜ。本気は無いでしょう😡⁉️」と凄んだ!
カネマルも青年に、
「どげんしょっとね😠中ん入れて😡ぐらぐらこいたぁ🤬‼️」と叫んだ!
(意訳。「なにしてるの😠中に入れて😡ムカついた💢」)

ケイジロウ、レフティ、
金を借りたら必ず返そう👍👍




はかなきマイホームにあらず

2021-07-13 00:35:00 | 日記




俺のダチのユタカは、
田舎やったけど、
安値でデカい一軒家を購入した。
ユタカの妻トモコは、
確かに家はデカく綺麗やけど、
周りにやたら墓があるのが気に入らなかった。
おまけに、
この家の目玉である16畳大広間も、
内側真ん中の8畳小屋だけは、
売り主さんのものやった。
そして、
この部屋の中のいびつな8畳小屋だけは、
常に鍵が閉まった状態で、
売り主の年老いた母親のみが、
中に入ることになっていた。
けど、
年に3回しか来ず、
しかも10分以内に帰りはするが、
この謎の小屋の正体だけは、
教えてもらえなかった。

ユタカとトモコには、
二人の息子がいた。
長男は18歳の無職で、
哲学フェチで、
いつも哲学書読みながらオナっていた。
次男は、
12歳のコミュ障の大人しい子やった。
当然、
学校に行くことなく引きこもる。

ユタカやトモコも行き詰まっていたし、
やからこそ、
多少のミョーな条件あってもデカい田舎の一軒家で、
やり直したかった。
ユタカは強く家族に言った、
「はきなきマイホームにあらず!」と。
長男は、
ユタカの言葉にプラトンの思想を想起して、
射精してしまった。(レフティ。哲学フェチとかなるなよ)

やけど、
売り主の年老いた母親が来て、
8畳小屋に入ってから、
なにか得体の知れない空気が流れた。
また、
8畳小屋が三重部屋式になっており、
内側から鍵をかけられる為、
ユタカたちの家族が、
中を知ることはなかった。

ある日、
コミュ障で学校行かない次男が、
ヒロコという同じ歳の女の子と仲良しになったが、
トモコが近所で尋ねても、
そんな娘はいないと言われた。
そして、
夜中に決まって、
男の子のすすり泣きが聞こえ出した。
最初は次男かと思われたが、
ハズれた。

家周辺の剥き出しの墓の乱立から、
謎の次男のオトモダチ。
そして、
深夜に響く男の子のすすり泣きに、
トモコの神経は、
3カウントぎりぎりやった。

それで、
家を閉めて、
家族みんなで、
遠路はるばるパスコードがまみのところにやってきた。
が、
自称霊媒師のパスコードがまみは、
心霊現象とは無関係やから、
お守りをたくさん買って帰りなさいと訳の分からんことを言って、
自分の手製お守りを、
たくさん売り付けた。

心霊現象では無いというパスコードがまみの言葉に力付けられ、
家族が家に帰ると、
あの8畳小屋が開いていた。
おそらく、
売り主の母親が来て、
鍵をかけ忘れたものと思われた。
(家そのものは鍵がかけられていた)

ユタカたち家族は中に入った。
そこには、
お墓があった😱😱😱
(和式霊廟🤔❓❓❓)
そして、
小屋の外で、
「鍵、やっぱり忘れてたよ、ババ」という女の子の声がした。
家族が出て来ると、
売り主の年老いた母親とその孫やった。
物凄く遠い地から墓参りに来てるとのことやった。
当然、
次男の謎のオトモダチの正体が判明した。
女の子は、
「ババは馬場って言うのよ。旧姓なのよ」と、
どうでもエエことを抜かしていた。

そしたら、
あの深夜の男の子のすすり泣きは🤔と考えていたら、
長男が、
バツの悪そうにCDソフトを持って来た。
それには、
「世界子供すすり泣き大全」とタイトルされて、
特注モノやったらしい。
長男が毎夜、
「世界子供すすり泣き大全」のCDを聴いてたことで、
心霊現象とは無縁の結末を迎えた。

そして、
ユタカが言った、
「はかなきマイホームにあらず」という言葉も、
墓無きマイホームにあらず→墓があるマイホームです、
と意味されることで、
無理矢理やけど、
実現した。