
2020年7月23日記事「アブラゼミが鳴く頃に😱」のその後の話。
ヨウスケ15歳の時、
四国の聞いたこともない「田部村(でんぶむら)」というところの、
見てはいけない奇習を見ることで、
自身が、
この奇習の祭司として、
存在していくことになったんやけど、
簡単に振り返ろう。
アブラゼミが泣きまくる午後、
見るなと言われた田部村の奇習が行われる際、
村の宮司の美人娘である田上明子が、
祭司として、
奇習「結通祭(けつつうさい)」の儀式を執り行うサマを見て吹いたヨウスケは、
村人にバレる。
田部村(でんぶむら)は正式には臀部村(でんぶむら)。
結通祭(けつつうさい)は正式にはケツ痛祭(けつつうさい)。
そして、
臀部村の祭神は、
〈御臀部尻結乃命〉(おんでんぶしりけつのみこと)。
祭神に繋がっている者は本血流と呼ばれ、
祭神に反する者は非血流と呼ばていた。
以上が、
簡単な振り返りやけど、
詳しくは、
「アブラゼミが鳴く頃に😱」(2020年7月23日記事)の方を確認ください😃
そんなヨウスケが二十歳になって、
田上明子連れて、
とある大都会で同棲した。
けれど、
二人は、
高齢者の多い地域に馴染み、
たくさんの高齢者の話し相手になった。
最初は気さくな高齢者の面々も、
健康不安や社会不安から犯罪被害不安に怯えていることを告げて来る。
ジャニ系イケメンのヨウスケとハロプロ系美女の田上明子は、
やさしく、
いつまでも幸せに過ごせる方法があることを教える。
〈御臀部尻結乃命〉(おんでんぶしりけつのみこと)の存在と、
本血流として生きれば、
腰(尻🧐)が据わって健康になり、
延いては、
無病息災のお恵みGET‼️
高齢者たちは、
本血流を願い、
〈御臀部尻結乃命〉(おんでんぶしりけつのみこと)に繋がりたいと願う。
彼らは、
子供や孫からシカトされ、
既成宗教信じても不安に苛まれる。
ならば、
300円の儀式代だけで済む、
〈御臀部尻結乃命〉(おんでんぶしりけつのみこと)を信じ本血流となり、
ヨウスケや田上明子と仲良く過ごしていける「結通祭」を望んでも、
何の不思議も無い。
とある高山において、
ヨウスケに車で送られた老夫人が、
四つん這いになる。
どこからともなく、
アブラゼミが鳴き始めた。
祭服姿の田上明子が、
手に平板を持っている。
そして、
大きく深呼吸して、
「ハァ~っ❗️バッコン‼️バッコン‼️」と叫び、
「御臀部尻結乃命様(おんでんぶしりけつのみことさま)‼️バッコン‼️」とより大声出して、
平板で老夫人のケツを叩いた!
老夫人はそのままの姿勢で、
「イットぉしょー‼️」と叫んだ!
ヨウスケと田上明子は、
老夫人に手を貸して起こし、
「本血流おめでとうございます」と喜んだ。
老夫人は、
目に涙を溜めて、
「生きててよかった。〈御臀部尻結乃命様〉(おんでんぶしりけつのみことさま)、ありがとうございました😭」
この時、
ヨウスケと田上明子は、
鳴きまくるアブラゼミたちに、
視線を送っていた。