自称夢想家の譲二の親友、横須賀彗星の話。
横須賀家では、
お人好しの旦那が、
飲み屋の姉ちゃんの「判子押して」コールに、
そのまま目を通すことなく、
持ち込まれた書類に判子した。
よくよく見ると、
保証人印やったけど、
姉ちゃんはクスっと笑い、
「あたしが裏切ると思って😌❓」と言った翌週、
姿を消した。
ここに、
姉ちゃんが借りた1千万円の保証人としての、
横須賀家の受難が始まる。
1980年代の出来事やった。
妻は借金返済の為、
飲み屋を開いた。
人のいい常連客を作って、
保証人になってもらおうという魂胆やったけど、
そううまくいかなかった。
けど、
店は繁盛して、
借金返済を達成した👏
1990年代の出来事やった。
そんな時、
妊娠して、
ホシコという娘を授かる。
ホシコは気が強く、
男癖も悪かった。
高校卒業と同時に妊娠。
できちゃった婚して生まれたのが彗星やった。
2000年代の出来事やった。
彗星が生まれると、
ホシコは半育児放棄して、
酒に溺れる。
旦那と離婚。
多くの人の忠告も効かずに、
毎日毎分毎秒、
酒を飲み続けた。
彗星が10歳の時、
サッカー⚽️に夢中で、
Jリーグ入りを夢見てグランド走るが、
そんなときに、
母親の再婚話しとなる。
相手方の男はヤッコで、
彗星はボコられる毎日送り、
生活も荒んで来た。
そして、
自分の弟に当たるアタルという子が産まれ、
彗星は、
継父に、
唐辛子対応を受ける😞
彗星は、
サッカーグランドに、
サッカーボール⚽️とスパイク置いて、
「サッカーありがとう」と呟き、
サッカーをやめた。
2010年代の出来事やった。
そして現在！
横須賀彗星は工事現場で肉体労働に勤しんだ。
アタルが10歳になり、
サッカーやりだすと、
彗星は、
「甘いこと考えんなよ！人生甘くねえぞ！」と冷たく言い放った。
継父はアタルはロナウジーニョの後を継ぐと褒めまくるので、
彗星は継父に、
「お前、ロナウジーニョが日本人やと思うとるやろ😛❓」と小馬鹿にした。
継父はムッとしながら、
「馬鹿な奴だ。ロナウジーニョが脱北者やということを俺が知らんと思ぉとるんか⁉️」と吐き捨てた！
彗星は継父をスルーした。
そんなある日、
作業員が現場に入ろうとせずに、
躊躇していた。
そこに彗星が来て、
理由を尋ねると、
建物がグラついてると言って怯える。
彗星は「馬鹿か⁉️」と嘲り、
一人、
現場に入って行った。
同時に、
建物は、
崩落して彗星を飲み込んだ。
建設作業員が「彗星❗️彗星❗️」と大騒ぎしてたら、
彼らの背後から、
横須賀彗星が現れ、
「完璧に崩れたな」と嘲った。
作業員たちは、
彗星は中に入って行ったはずなのにと口々に驚くと、
彗星は、
「俺も見たよ。俺が中に入って崩れたところを」と言うので、
作業員の一人が、
「自然と日常社会に100％通じんことをするな！！」と喰ってかかった！
彗星は反論した。
「じゃあナンデ俺のじいちゃんは1千万だまされて母さんはアル中になって、俺は継父にDV受けてクラく生きて夢諦めないといけないんですか❓説明できないでしょう？それなら、もう一人の俺が、崩れた現場の下敷きになっても、説明する義務ないじゃないですか⁉️」と目を真っ赤にして言い放つ！
こうしたシュール過ぎる出来事の後、
横須賀彗星は、
親友の譲二のところに遊びに行った。
彗星がさっき起こった出来事を話すと、
譲二は、
「人生は始まったときに終わるのさ」と言った。
同じ時、
崩落現場が掘り返され、
横須賀彗星が下敷きになったであろうところを調べると、
古いサッカーボール⚽️とスパイクが出てきただけで、
埋もれたはずの彗星の姿はなかった。
そして、
ナンデこんなところにサッカーボール⚽️とスパイクがあったのか🤔という謎に対して、
横須賀彗星は、
「油絵って何回でも修正出来るんですね」と答えた。
（レフティ。この建築現場の10年前には、横須賀彗星がサッカーボール⚽️とスパイク置いてサッカーにお別れしたグランドがあったらしいけど、ますますコトが複雑になるだけやから、このことはスルーしてエエよ）