「はるってなあに？」

「はるってなあに？」


長男が幼い時僕に問いかけた一言です

僕は今まで感覚的（頭で考えないで六感で感じる）にしか春を感じたことしかなかったので

じゃぁ　じじ　ばばに聞いてみようか？と聞いたところ

酒好きのじじは「お花見」「桜まつり」・・・うーん？？？？出てこん！　

花好きのばばは「菜の花・桜・桃・チューリップお花がたくさん咲く頃」「氷がとけるころ」

結局他の人に聞いても似たような答えだけでした

息子は？？？誰も息子にうまく説明できません

それからのこと僕は言葉では説明できないけど息子と「はる」を体験し

幼稚園の連絡ノートに息子といっしょに書くことにしました


目・・・見たもの

耳・・・聞いたもの

鼻・・・香ったもの

舌・・・味わったもの

触・・・触れたもの


いちめんの菜の花　　　　　幸せの黄色

雲雀が鳴く　　　　　　　　高い青空

ひらひらと舞う桜　　　　　ピンク色のさわやかなあまい香り

頭を出した筍　　　　　　　コリコリとしておいしい白黄色

まだ冷たさがのこる小川　　黄金に光る水面


幸せな色がたくさんあつまり　息子は何となく感じて（わかって）くれたみたいでした
それから卒園するまで連絡ノートに書き続け小学校になったら連想ゲームみたいにお話
するようになりました

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五感で感じたものはずっと忘れない　忘れずに「感情の記憶」になる

何年たっても「感情の記憶」がその時期になると目をさます

「はる」は言葉で表すより

感じたほうがわかりやすい

なぜって？　「はる」は「いのち」であふれている

「いのち」　は　「いのち」で感じるのが一番いい

そうすれば大切にできるはず

「はる」を　そして「いのち」を・・・

みなさんは「はるってなあに？」と聞かれたらどうこたえますか？

＜写真＞上部我家の桃の花です。（現在　満開！！）
　　　　下部左側・・・吉野桜　昨日一輪だけ開花しました　
　　　　　　右側・・・メダカではなくおたまじゃくしです
　　　　　　　　　　　息子がとってきました（嗚呼何匹いるのやら）