ホライゾンブルー 2014-06-05 21:37:19 | おもう事・エッセイ 梅雨の走りか 雨雲の ひとやすみした その時に ホライゾンブルーのその空は 地平線と空の隙間に見えてきた どこか恋しく どこか愛おしい あの空の向こうには 僕の好きな夏がある 解放感と自由が 清涼感と平安が あの空の向こうには 僕の好きな夏がある 僕の大事な夏がある JUDA
エバーグリーン 2014-06-04 20:39:04 | おもう事・エッセイ 朝から忙しなく働く 今この瞬間に あれもしなきゃ これもしなきゃ どんどん どんどん 自分がなくなり 時の流れという洪水に 視野が蟻の瞳のように どんどん どんどん 自分が薄れていく感覚 感情もイラつき 表情もキツくなり 琴葉も鋭くなり 目つきも上目づかい。。。 そんなとき 浮かんだ 琴葉 「喫茶去」 「まぁ お茶でも 一杯」 エバーグリーンの渋いお茶 少し熱め ずずずっと。。。。。。。 時間をかけて啜る そんな 心の よ・ゆ・う。。。。。 忙しい 心 亡になる こと 「喫茶去」の余裕が 一見 無駄とも想える 時間が・・・ 僕自身に「余白」をもたらす 僕自身に「大切なもの」をもたらす 少しは気分が落ち着いた? 少しくらい いいじゃない? ちょっと仕事部屋を出て行って 煙草をふかし「喫茶去」 いつもの 薬をのんで 深呼吸 深い 深い 深呼吸 さあ 落ち着いて。。。 ねえ 忘れないでね。。。 JUDA
黄茶色 2014-06-03 21:25:06 | おもう事・エッセイ 職場の塀の向こう側 どなたのお家か知らないけれど 今を盛りに黄茶色の ビワが遅春雨のなか ちょっぴり なんだか寒そうに たった一人で たっていた 曇りの日には 周りじゅう 甘酸っぱい においを ふりまいて 食欲減の僕さえも ひと口かじってみたくなる たけど 今日は 遅春雨 におい は みんな 雨粒に 溶けて落ちるは土の中 溶けて落ちるは土の中 ビワの味するレインドロップ さぞかし 甘そう レインドロップ 食欲減の僕さえも 気力薄れた僕さえも ひと口頬張って みたくなるから 不思議だな JUDA
スカイグレー 2014-06-02 21:51:54 | おもう事・エッセイ 雨霞み まだ 冷たさを 含んだ 雨 まだ 花の愁いを 纏う 雨 見渡せば 稜線が スカイグレーに染まって あるや なしや の 境界線 この時期の雨 やさしくもあり さびしくもある 春でなし 夏でなし ファジーな世界の心地よさ ファジーな世界の安心感 ただ。。。僕の身体には よくない気候 ただ。。。僕の身体には よくない気候 それでも僕は 好きだ この スカイグレーに満たされた世界 夜 レンドルミンD錠を服用 微かに聴こえる雨音に 抱かれながら 眠りにつく 薬がきれるまでの ファジーな世界へ 薬がきれるまでの スカイグレーの世界へ JUDA
オーキッド(蘭紫) 2014-06-01 20:22:12 | おもう事・エッセイ 病院の庭先で オーキッドの紫陽花が 雨霞みの風景に とけこんでいた 誰が教える事もなく いつも この時期 咲く 紫陽花 古よりずっと 古よりずっと 見るたびに 増える オーキッド やがて全てがそろったら 素敵な景色になるだろう そのころになっても 病は治らないだろうけど 「素敵」と想う心 失いたくない オーキッドの紫陽花に 「素敵」だ。。。って 伝えたい JUDA