映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

梅雨のあとさき

2011-07-10 10:41:43 | 釣り
この季節、桂川上流には自然繁殖した山女魚や虹鱒の幼魚が頻繁に餌を追いかけ、コツンという大げさなアタリを残したまま針掛りすることはあまりありません。
虹鱒が自然繁殖するのは日本において北海道だけだと、何かしら聞き込んでいたものですから漁協のオジサンたちが此処(桂川)で生えたんだと言うのもかなり怪しんでいました。しかし、放流地区でない場所で10cmにも満たない幼魚が群れているのを何度も経験すると、さもありなんと思うのです。また、この川の特徴ある魚として、山女魚と虹鱒の交配種を多く見かけます。背を見ると山女魚の特徴ある斑点が散らばっているのですが、尾鰭には虹鱒特有の徴を見ることになるのです。分類は多分虹鱒なのでしょうが、とても微妙な魚です。

梅雨の合間に出す竿には40cmを越える大物も幾つか掛かりそれなりに楽しませて頂けますが、掛かった魚をいなしながら周囲の景色を見廻せるほどの感激の無さは如何ともしがたいのです


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