拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
ご報告します。

CLT工法・・・分厚い合板で建物を造る新工法です!!

2021-08-09 08:27:52 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
当社HP

現在、都内某所で施工中の建設現場
1階が鉄骨造、2・3階が木造の店舗併用マンションで
この猛暑の中、木造の建て方(柱や梁の組立)を行っていますが・・・

その中で、当社として初めて施工するCLT工法が一部採用されています

その、CLT工法とは・・・(以下、一般財団法人日本CLT協会HPより抜粋)

『CLTとはCross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、ひき板(ラミナ)を
並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。

厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
CLTは1995年頃からオーストリアを中心として発展し、現在では、イギリスやスイス、イタリアなど
ヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されています。

また、カナダやアメリカ、オーストラリアでも
CLTを使った高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。
特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかして戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅
、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。

日本では2013年12月に製造規格となるJAS(日本農林規格)が制定され、
2016年4月にCLT関連の建築基準法告示が公布・施行されました。これらにより、
CLTの一般利用がスタートしています。』・・・以上

この現場では、床の一部にCLTを使っています


写真の通り、ものすごく厚い合板のようなCLT

この現場では、15㎝もの厚さです


強度に優れ、火に強く、しかも他の材料に比べ軽いのです
日本では、始まったばかりの工法なのでそれほど普及しておらず
まだまだ、取り扱ったことのある建設会社や職人さんは少ないのですが・・・

今後、日本の建設にもどんどん、採用されていきそうです
きっと、高層建築にも使われて行く事でしょう。

新しい工法のSLTをご紹介しました(^O^)/



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