たかしの啄木歌碑礼賛

啄木の歌碑並びにぶらり旅等を掲載いたします

盛岡三十三観音(第二十五番 東顕寺)

2012-12-05 | ぶらり盛岡
第二十五番  東顕寺  十一面観世音   盛岡市名須川町2-1

十一面観音は本堂に安置されています。
東顕寺は盛岡市にある曹洞宗の寺院の中で最も古い歴史を持ち、盛岡城が築かれる以前の南北朝時代1384年に遡る。本寺にあたる正法寺は、岩手県奥州市水沢区黒石にあり、日本一の面積を誇る茅葺き屋根で知られるお寺です。また曹洞宗の修行道場として、多くの僧侶が集まるお寺でもあります。このように正法寺の末寺にあたる東顕寺は正法寺の第4代目の住職を務めておりました古山良空 大和尚さまによって開山されました。なお、お寺の世界では、住職さんが別にお寺を開かれた場合、その寺のことを「末寺」(まつじ)といっています。





東顕寺山門



本堂







十一面観世音




現在の本堂は、案内板によると「この寺の本堂は、文化3年(1806)の建立であり入母屋造り本瓦葺屋根、向拝天井の組み物、内部の海海老虹梁や扇垂木など木造建築美が随所にみられる建物である。」とあり昭和54年に盛岡市の保存建造物に指定されています。






何度か改修があったようで、本堂前には屋根が本瓦葺き(現在は銅板葺き)だった時の鬼瓦が保存されていて、さらに以前は柾葺きだったようです。





改修前に使われた鬼瓦






********************************************************

啄木の盛岡中学時代の歌


  この闇にこの火と共に消えてゆく命と告げば親は泣かむか


 明星  明治36年7月号に4首(その1)  石川白蘋 


啄木は明治35年10月に盛岡中学を退学しましたが、明治36年12月まで、ペンネーム「白蘋」で投稿しています


 *********************************************************************
 









最新の画像もっと見る