(写真提供そよかぜさん/撮影pandaさん)
本来なら今日は、平六さんと2人で、「ある山域」の「ある花」を見に行く筈であった。
ところが、その山域に下調べに行ったある人から「花はまだ咲いていない」との情報が……
そんな時、タイミング好くそよかぜさんから「石割岳に行きませんか?」とのお誘いがあった。
平六さんに打診すると、
「ぜひ行きたいです!」
との返事。
ということで、今日は、そよかぜさん達の山行に飛び入り参加させてもらった。
参加者は、
【長崎組】
そよかぜさん、みつばさん、クラッカーさん、pandaさん。
【福岡組】
hirokoさん、hirokoパパさん、甘党さん。
【佐賀組】
平六さん、タク。
の9名。
そよかぜさん、みつばさん、hirokoさん、hirokoパパさん、平六さん、タクの6名は、3月6日、7日に、広島県にセツブンソウを見に行ったメンバー。
クラッカーさんやpandaさんとも、よく御一緒している。
甘党さんだけが、今回初対面。
そよかぜさんのブログでお顔は拝見しているが、髭がよく似合うダンディなお方のようだ。
お会いするのが楽しみだ。
石割岳(941.5m)は、私にとっては初めての山だった。
ちょっと調べてみると、ヤマザクラで有名な山らしい。
若い頃は、花だけが先に咲き見た目にも鮮やかなソメイヨシノが好きだったが、
山を歩くようになって、ヤマザクラの方が好もしく思えるようになってきた。
人の手が入っていない山で見るサクラは、ほとんどがヤマザクラであった。
ヤマザクラは花と葉が一緒に出てくるため、ソメイヨシノなどに比べれば派手さはなくやや地味に感じられるが、こちらにはしみじみとした良さがある。
佐賀組の平六さんと私は、集合場所である「憩いの森展望所」にちょっと早めに着いた。
hirokoさん、hirokoパパさんはすでに着いておられたが、他の方々がまだだったので、皆さんが到着されるまで、しばらく周辺を散策することにした。
この「憩いの森」からは前方に石割岳が見える。
ヤマザクラも所々で咲いており、楽しくなってくる。
ヤマザクラもイイが、この時期目立っているのは新緑だ。
黄緑色の若葉が、得も言われぬ美しさ。
新緑とヤマザクラの競演。
素敵だ!
シャクナゲも咲いていた。
8:45
全員が到着。
すぐに出発準備。
その後、輪になって、各自自己紹介。
8:58
出発。
この辺りにはゼンマイがたくさんあった。
それにワラビも……
驚くべきは、ヤマルリソウ。
群落と呼んでいいほどに咲き乱れていた。
これほどたくさんのヤマルリソウは見たことがない。
9:09
林道石割岳線に出る。
ここにも駐車場があって、「登山口」の道標もあった。
シロバナタチツボスミレや、
ツルカノコソウや、
ミツマタの花を見ながら軽快に歩いて行く。
緑の中を歩いて行くのは本当に気持ちがイイ。
新緑が目に染みる。
苔むした石や岩がある登山道はとにかく美しい。
私の躰のすべてが緑に溶けてしまいそうだ。
山頂が近くなると、ガスが出てきた。
9:57
石割岳山頂に到着。
初めての山なので、記念写真。
ここで、hirokoさんから頂いたおやつを食べる。
hirokoさんは、いつも、参加者全員におやつを配られる。
カラフルで、美味しいお菓子。
見るからに美味しそう。
いや、実際、とても美味しい!
hirokoさん、いつもいつも、ありがとう!
10:10
平野岳に向けて出発。
急坂を下る。
鞍部に到着し、そこからは登り返し。
山頂が近くなると、幻想的な雰囲気。
10:22
平野岳(880m)に到着。
ここでも一応記念写真。
10:28
下山開始。
今来た道を、鞍部まで戻る。
鞍部を過ぎた所に分岐があり、ここからは石割岳山頂には戻らず、山を巻くようにして展望所に戻る道を選び、進む。
この山域は、とにかく緑が美しい。
ことに、苔むした石や岩のある風景は、屋久島を彷彿とさせる。
11:05
林道石割岳線に出る。
ここで、ちょっと寄り道をして、駐車場の辺りから石割岳を見上げる。
ヤマザクラと新緑の木々のコントラストが絶妙!
なんだか、いつまでも見ていたい美しい風景であった。
11:35
「憩いの森展望所」に到着。
ここで昼食。
ヤマザクラや新緑の木々を見ながらのランチは格別であった。
ふと足許を見ると、センボンヤリの花がたくさん咲いていた。
この後、全員で、「星の温泉館きらら」へ。
時間が早かったこともあって、ほとんど貸切状態。
露天風呂で、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
湯から上がると、ヒメリンゴの花が……
花に顔を近づけると、ほのかに甘酸っぱい香りが……
心身共に癒されて、帰路についた。
山を歩くことは、自然と遊ぶことだ。
自然と遊ぶということは、地球と遊ぶということだ。
木々が芽吹き、花咲き、すべてのものがきらきら光るこの季節……
今日、私たちは、ワクワクドキドキしながら地球と遊んできた。
いや、遊ばせてもらった。
心が浮き立ち、世界が輝いて見えた。
……春の香りを胸一杯に吸い込んだような一日であった。
みなさん、ありがとうございました。
(写真提供そよかぜさん/撮影そよかぜさん)
本来なら今日は、平六さんと2人で、「ある山域」の「ある花」を見に行く筈であった。
ところが、その山域に下調べに行ったある人から「花はまだ咲いていない」との情報が……
そんな時、タイミング好くそよかぜさんから「石割岳に行きませんか?」とのお誘いがあった。
平六さんに打診すると、
「ぜひ行きたいです!」
との返事。
ということで、今日は、そよかぜさん達の山行に飛び入り参加させてもらった。
参加者は、
【長崎組】
そよかぜさん、みつばさん、クラッカーさん、pandaさん。
【福岡組】
hirokoさん、hirokoパパさん、甘党さん。
【佐賀組】
平六さん、タク。
の9名。
そよかぜさん、みつばさん、hirokoさん、hirokoパパさん、平六さん、タクの6名は、3月6日、7日に、広島県にセツブンソウを見に行ったメンバー。
クラッカーさんやpandaさんとも、よく御一緒している。
甘党さんだけが、今回初対面。
そよかぜさんのブログでお顔は拝見しているが、髭がよく似合うダンディなお方のようだ。
お会いするのが楽しみだ。
石割岳(941.5m)は、私にとっては初めての山だった。
ちょっと調べてみると、ヤマザクラで有名な山らしい。
若い頃は、花だけが先に咲き見た目にも鮮やかなソメイヨシノが好きだったが、
山を歩くようになって、ヤマザクラの方が好もしく思えるようになってきた。
人の手が入っていない山で見るサクラは、ほとんどがヤマザクラであった。
ヤマザクラは花と葉が一緒に出てくるため、ソメイヨシノなどに比べれば派手さはなくやや地味に感じられるが、こちらにはしみじみとした良さがある。
佐賀組の平六さんと私は、集合場所である「憩いの森展望所」にちょっと早めに着いた。
hirokoさん、hirokoパパさんはすでに着いておられたが、他の方々がまだだったので、皆さんが到着されるまで、しばらく周辺を散策することにした。
この「憩いの森」からは前方に石割岳が見える。
ヤマザクラも所々で咲いており、楽しくなってくる。
ヤマザクラもイイが、この時期目立っているのは新緑だ。
黄緑色の若葉が、得も言われぬ美しさ。
新緑とヤマザクラの競演。
素敵だ!
シャクナゲも咲いていた。
8:45
全員が到着。
すぐに出発準備。
その後、輪になって、各自自己紹介。
8:58
出発。
この辺りにはゼンマイがたくさんあった。
それにワラビも……
驚くべきは、ヤマルリソウ。
群落と呼んでいいほどに咲き乱れていた。
これほどたくさんのヤマルリソウは見たことがない。
9:09
林道石割岳線に出る。
ここにも駐車場があって、「登山口」の道標もあった。
シロバナタチツボスミレや、
ツルカノコソウや、
ミツマタの花を見ながら軽快に歩いて行く。
緑の中を歩いて行くのは本当に気持ちがイイ。
新緑が目に染みる。
苔むした石や岩がある登山道はとにかく美しい。
私の躰のすべてが緑に溶けてしまいそうだ。
山頂が近くなると、ガスが出てきた。
9:57
石割岳山頂に到着。
初めての山なので、記念写真。
ここで、hirokoさんから頂いたおやつを食べる。
hirokoさんは、いつも、参加者全員におやつを配られる。
カラフルで、美味しいお菓子。
見るからに美味しそう。
いや、実際、とても美味しい!
hirokoさん、いつもいつも、ありがとう!
10:10
平野岳に向けて出発。
急坂を下る。
鞍部に到着し、そこからは登り返し。
山頂が近くなると、幻想的な雰囲気。
10:22
平野岳(880m)に到着。
ここでも一応記念写真。
10:28
下山開始。
今来た道を、鞍部まで戻る。
鞍部を過ぎた所に分岐があり、ここからは石割岳山頂には戻らず、山を巻くようにして展望所に戻る道を選び、進む。
この山域は、とにかく緑が美しい。
ことに、苔むした石や岩のある風景は、屋久島を彷彿とさせる。
11:05
林道石割岳線に出る。
ここで、ちょっと寄り道をして、駐車場の辺りから石割岳を見上げる。
ヤマザクラと新緑の木々のコントラストが絶妙!
なんだか、いつまでも見ていたい美しい風景であった。
11:35
「憩いの森展望所」に到着。
ここで昼食。
ヤマザクラや新緑の木々を見ながらのランチは格別であった。
ふと足許を見ると、センボンヤリの花がたくさん咲いていた。
この後、全員で、「星の温泉館きらら」へ。
時間が早かったこともあって、ほとんど貸切状態。
露天風呂で、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
湯から上がると、ヒメリンゴの花が……
花に顔を近づけると、ほのかに甘酸っぱい香りが……
心身共に癒されて、帰路についた。
山を歩くことは、自然と遊ぶことだ。
自然と遊ぶということは、地球と遊ぶということだ。
木々が芽吹き、花咲き、すべてのものがきらきら光るこの季節……
今日、私たちは、ワクワクドキドキしながら地球と遊んできた。
いや、遊ばせてもらった。
心が浮き立ち、世界が輝いて見えた。
……春の香りを胸一杯に吸い込んだような一日であった。
みなさん、ありがとうございました。
(写真提供そよかぜさん/撮影そよかぜさん)