一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

キッコウハグマが咲き始めた作礼山 ……メハジキやあの花も見ることができた……

2022年10月09日 | 作礼山


10月8日(土)

今日は午後から仕事なので、
朝早くに車で家を出た。
向かった先は作礼山。
10月4日(火)に、
キッコウハグマの花を目的に登ったが、
残念ながらまだ咲いていなかった。
その代わりと言ってはなんだが、
センブリ、ジンジソウ、白花ゲンノショウコなどの花々を見ることができ、
楽しむことができた。
満足して帰ってきたのであるが、
やっぱりキッコウハグマが気になる。(笑)
再チャレンジということで、
今朝、作礼山に向かったのだった。

登山口へ行く途中で御来光を拝む。


9合目登山口へ着くと、
当然のことながら1台の車も無かった。


今日も少しガスっている。


ゆっくり歩いて行く。




池に到着。


今日は、山頂は目指さず、花散策を開始。


昨日雨が降ったので、山は湿っており、
キノコがあちこちに出現していた。


本日の目的の花、キッコウハグマを探すが、見つからない。
蕾の状態の株はたくさんあるのだが、まだ開花した株はなかった。


諦めかけたとき、開花したばかりの小さな株を見つけた。


まだ開き切っていない花。


やっと逢えた。


嬉しい。


この後は、気ままに花散策を楽しむ。
ヒメアザミ、


キバナアキギリ、


アキノキリンソウ、


ツクシミカエリソウが咲いている。


立派なアケビの実を見つけた。
楽しい。


アケボノソウ、


ツルリンドウも咲いている。


嬉しかったのは、メハジキに逢えたこと。


作礼山で見たのは初めて。


今年は天山でも逢えなかったので、
まさかこの時期にメハジキに逢えるとは思っていなかった。(花期は7~9月の夏)


嬉し過ぎる。


朝早かったので、センブリはまだ閉じているものが多かったが、


探すと、開花したものも見つかった。




白花のゲンノショウコもまだ咲いていた。


紅色のゲンノショウコを見慣れているので、白花は新鮮。


いいね~


ツクシミカエリソウの群生地では、まだたくさん咲いていた。




ジンジソウもたくさん咲いていた。




「人」の形をしたジンジソウ(人字草)。


こちらは「大」の形をしたナメラダイモンジソウ(滑大文字草)。


こちらもたくさん咲いて待っていてくれた。


嬉しい。


本当に可愛い花。




今年も逢うことができた。




今日も「一日の王」になれました~


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