一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

日ノ隈山 ……市街地に近い標高158mの低山で、美しい木々と展望を楽しむ……

2019年01月22日 | その他・佐賀県の山


1月20日(日)

せっかくの休日であったが、
朝から雨が降っていた。
午前中は、佐賀市内で用事を済ませ、
午後からは、映画を見ようと思っていた。
だが、映画館へ行ってみると、
駐車場は満車で、映画館も人で溢れていた。
それですっかり嫌気がさし、
〈もう帰ろう!〉
と思ったのだが、
それを待っていたかのように晴れてきた。
車に山道具は積んでいたので、即、
〈山に登ろう!〉
と思った。
近くの山で、短時間で登れる山ということで、
日ノ隈山をチョイス。

日ノ隈公園駐車場に車を駐める。
日ノ隈山がすぐそこに見える。


公園の入り口に、吉田絃二郎の文学碑があった。


吉田絃二郎は神埼町の出身だったのだ。




グランドでは一組の父子がキャッチボールをしていた。


ここから登り始める。


道標があるので、安心して登ることができる。


ここから左へ入って行く。


日曜日だというのに、誰にも会わない。


日ノ隈山は標高158mの低山なのだが、
木々が多く、


雰囲気も好い。


大きな木もあちこちにある。


見上げる。
いいね~


この急坂を登りつめると、




山頂が見えてきた。


日ノ隈山山頂(標高158m)に到着。


山頂部にはNHKとSTSの無線中継所があり、やや味気ないが、


展望には優れている。






日ノ隈は、火の隈であり、奈良時代には、烽火が置かれていたようだ。
我が家の近くにある両子山(366m)の烽火と繋がっていたという記述が興味深い。


展望をたっぷり楽しんで、山頂を後にした。


美林の緑を楽しみながら下って行く。




巨木を見る楽しみも、


満喫する。


グランドに戻ってきて、振り返って日ノ隈山を眺める。
短い時間であったが、静かな山歩きを楽しむことができた。
今日も一日の王になれました~


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