年末年始はいつも仕事をしているので、
ちょっと早めに来年の干支(犬)の山に登っておこうと思った。
毎年近くの山に干支の山を見つけて登っているのだが、
一昨年末(2015年12月6日)には神埼市にある「猿岳」(463m)に登り、
今年の始め(2017年1月7日)には「鷹取山」に登った。
「酉」や「鶏」の漢字が入った山が近くに無く、
「タカ・トリ・山」と音的にも好い「鷹取山」にしたのだった。
来年(2018年)の干支は「犬」。
山名に「犬」のつく山は、
九州では、
「犬鳴山」(584m)福岡 直方
「犬ヶ岳」(1131m)大分・福岡 中津
「犬卸山」(286m)長崎 福江
「山犬切」(1,562m)熊本 頭地
「犬ヶ城山」(253m)宮崎 飫肥
「犬田布岳」(417m)鹿児島 亀津
などがあるが、
佐賀県では、(しかも近くに)
「犬山岳」(342m)佐賀 白石
がある。
2011年2月3日に、このブログで、
一等三角点【大詫間】と【烏泊山】 …日本一標高の低い一等三角点と、愛の歌…
と題してレポを書いたのだが、(赤字をクリックすると記事が読めます)
この記事を読んだ読者に、
最低標高一等三角点の【大詫間】と、
一等三角点の点名が【烏泊山】】(からすとまりやま)の「犬山岳」に行く人が増え、
レポを書いた当人としては嬉しく思ったことであった。
今年はトリ年ということで、【烏泊山】に登った人も多いそうで、
来年はイヌ年なので、またこの【烏泊山】(「犬山岳)に登る人も多そうだ。
この「犬山岳」は東側が開けているので、
初日の出を拝むのにも絶好の山で、
元旦は仕事の私は、
今日(12月3日)、御来光を拝んでおこうかと思った。(笑)
早朝に車で家を出て、
日の出予定時刻(7:06)の20分前に山頂に到着した。
(山頂直下まで車道が通じている)
白石平野はまだ眠っている。
いいね~
あの辺り(中央)から、太陽が顔を出すだろう。
少し明るくなってきた。
方角的には、右線の方向。(左は「日の入り」の方向)
有明海の向う側(大牟田・熊本方面)から「日の出」が見られるだろう。
かなり明るくなってきた。
もうすぐ。
「日の出」直前。
キタ~~~
歓喜の瞬間。
有明海に、“光の道”が……
いいね~
美しい~
神々しくも感じられる。
白石平野が目覚める。
あれはくじゅう連山であろうか……
犬山城も朝陽を浴びる。
ここからは、北側に、私がよく登る山々がすべて見える。
左側に、八幡岳・船山(女山)、
中央に、作礼山、
右側に、鬼ノ鼻山(手前)と天山(奥)。
鬼ノ鼻山と天山を一緒に眺められるのが、いいね~
お城(展望台)の裏側に、
一等三角点がある。
朝陽を浴びて、眩しそう。
犬山岳に別れを告げ、下山する。
麓から見た犬山岳。
陽興寺の黄葉した大イチョウを横目に見ながら、
「縫ノ池」へ。
佐賀県白石町の西部、
杵島山麓の川津地区にある縫ノ池。
川津地区のほぼ中央に、約800年の歴史を持つ、面積6,000平方メートルの池で、
滾々と湧き出る清水は、この地区の美しい光景のひとつであった。
だが、地下水の汲み上げ過多により、
昭和33年遂に干しあがり、
その後、長年、美しい池の景観は見られなくなってしまった。
40年を経過した平成13年4月、
飲料水を佐賀導水事業の佐賀西部広域水道企業団によって表流水に転換した直後から、
厳島神社の周囲から湧水が出始め、元の姿を取り戻した。
湧水の飲料水水質基準への適合検査も行われ、
「飲料水に適合」との結果も出ている。
「犬山岳」へ来たついでに、「縫ノ池」へも、ぜひぜひ。
隣接する公園も好い雰囲気。
来年の干支の山「犬山岳」で御来光を拝んだ後は、
隣町(武雄市)にある再来年の干支の山「猪熊山」へ。(コラコラ)
近くにあるというだけで、超マイナーな低山。(笑)
池の傍に車を停め、
この電柱の所から左へ入って行く。
で、尾根沿いに適当に登って行く。
所々に道のようなものがあるが、ほとんどが行き止まり。
また適当に登って行く。
低山なのに、大きな木があった。
見上げると、こんな感じ。
ヤブ漕ぎしながら、山頂を目指す。
ここを登ると、山頂。
猪熊山山頂(131m)に到着。
小さな標識があった。
裏を見ると、「宗像山歩会」の方が取り付けたものであった。
来た道(道らしい道はないが)を戻る。
池の近くに戻ってくる。
池からは、鬼ノ鼻山が見えた。
この角度から見ることは少ないので、新鮮。
今日は、来年(犬)と再来年(亥・猪)の“干支の山”に登れて、大満足。
今日も「一日の王」になれました~