一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

霧の天山 ……シャクナゲの森と、ミツバツツジの森で遊ぶ……

2024年04月24日 | 天山・彦岳


4月23日(火)

わが家から見る天山には雲がかかっていた。
こんな日に天山へ行く人は稀だろうと思い、行ってみることにした。
天川登山口に着くと、駐車場は霧の中。


はたして一台の車も無かった。
嬉しい。
今日も静かな山歩きが楽しめそうだ。


出発。


登山道入口に咲いていたミツバツツジをパチリ。


しばらく歩くと、左側にミツバツツジが……


いいね~


あのピンクも、


ミツバツツジだ。


霧の中でも新緑は美しい。


あそこにもミツバツツジが……


天川ルートでも案外ミツバツツジが楽しめるのだ。


足もとには、バイカイカリソウがたくさん。






下からもパチリ。


あめ山分岐を通過。


この後も、ミツバツツジや、


新緑を楽しみながら登って行く。




ナガバモミジイチゴの花や、


岩の裂け目に咲くスミレの花を見ながら、


ゆっくり登って行く。
この辺りまで霧が濃かったが、


山頂が近くなると、霧は晴れた。


天山山頂に到着。


展望はほとんど得られなかったので、
すぐにシャクナゲの森へ向かう。


「おっ、咲いてる~」


藪漕ぎしながら分け入っていく。


もうたくさん咲いていた。




嬉しい。


ひとつひとつ撮っていく。




花の色もひとつひとつ微妙に違う。




本当に美しい。


名残を惜しみつつ、


シャクナゲの森を後にした。


カンアオイ、




ツクシタニギキョウ、


ハナイカダ、


ヒトリシズカ、




キンランなどを見ながら、


ミツバツツジの咲く森へ。
まだ蕾が多かったが、


たくさん花を咲かせている木もあって、




大いに楽しめた。




これからもいろんな場所で満開のミツバツツジを楽しむつもり。


ヤマツツジもミツバツツジに負けないほどあちこちに咲いていて、
私を楽しませてくれた。
今日も「一日の王」になれました~


この記事についてブログを書く
« 近くの里山 ……チゴユリ、エ... | トップ | 「荒井里桜(ヴァイオリン)... »