一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……池高原から八幡峠を経て、オオキツネノカミソリの群生地へ……

2018年07月22日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


各地で38度超えの「命に関わる危険な暑さ」が続いている。
今日も“麓から登る”登山を予定していたが、
炎天下での長時間の歩行は「危険」と判断した。
で、オオキツネノカミソリが咲き始めたであろう八幡岳で、
池高原から八幡峠を経てオオキツネノカミソリの群生地へ周回することにした。

まずは、いつものように「蕨野の棚田」へ。
水田だった棚田は、すでに緑一色となっていた。


池高原に車を駐め、
軽くストレッチをして歩き出す。


池の周囲には、
コオニユリや、


ウバユリが咲いていた。


この分岐は、左へ。
(右は、山頂へ車道が続く)


八幡峠の方へ下って行く。


途中、右側に、石積みがあった。


八幡峠登山口に到着。
周囲に6台ほど車が駐めてあった。
ちょっと予想外。


ここからとりつく。


ゆっくり登って行く。


ヤブミョウガや、


ハグロソウがたくさん咲いている。


第一キツネさん、発見!


嬉しい。


河内峠からのルートに合流する。


しばらく登ると、


第二キツネさん、発見!


植林帯を抜けると、


自然林の中へ入って行く。


この辺りが、私の好きな場所。


石清水も湧き出ている。


オオキツネノカミソリが増えてきた。


3輪のオオキツネノカミソリを撮っていたら、
真ん中の花に何か付いている。


蝉の抜け殻だった。


しばらく登ると……
オオキツネノカミソリの花がたくさん。


今日は7月22日なので、
オオキツネノカミソリの花は「まだまだ」だろうと思っていたのだが、
案外多く咲いている。


奥の方までビッシリ。


いいね~


期待以上だ。


カメラを縦にしてパチリ。


八幡岳に来て良かった~


こんな風に色の濃い花もあるが、


このように色の薄い花もある。


たくさんの花であったが、


山頂が近づくにつれ、
蕾が多くなり、花はまばらになってきた。


山頂に近い方のオオキツネノカミソリは、
やはり7月末が見頃になるような気がする。


オオキツネノカミソリの群生地を抜けると、
九州電力の無線中継所の前に出る。


コオニユリが出迎えてくれた。


鉄塔の脇を通って、山頂へ。


山頂には人がいっぱい。


標識だけ撮らせてもらって、早々に退散。(笑)


ウバユリを見ながら、展望所へ向かう。


展望所に到着。
こちらには人がいない。


天山や、


唐津湾の展望を楽しむ。


山頂直下の駐車場には、マイクロバスが待機していた。
山頂にいた団体さんのものだろう。


道沿いにも車がいっぱい。
日曜日だからね。


クルマバナや、


オトギリソウなどを見ながら、下って行く。


多良山系の山々の向うには、雲仙も見える。


池高原の方へ駆け下りて行く。


池高原の駐車場へ戻って来る。


思いがけず、多くのオオキツネノカミソリの花を見ることができて、大満足。


そうそう、こんな花にも出逢えたよ。


今日も「一日の王」になれました~


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