道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

蒼い夏…

2020-08-28 13:59:00 | 日記




陽が高くなってから走り出す
30℃を超える暑さの中…

近所の下り坂をゆっくりと
いつものように走りはじめ
恨めしそうに空を仰ぎ見る

直射日光を浴びて体感温度的には
おそらく40℃を超えるほどくらい…

5キロも走れば
実際にクラクラするほど…


熱中症で死人が出ているという
ニュース報道もあるのに
ノーカンの素人ランナーのジジイは
自分の年齢や体力もかえりみず…

もしかして
そのうちニュースで流れるかもしれない
高齢の男性ランナー
炎天下のジョギング中に倒れ
救急搬送されるも熱中症で死亡!
とか…

8月も終わりだというのに
残暑なんかじゃないよ
この暑さ…








真っ黒ですね〜

ジョギングさ…

暑い中
毎日走ってるんですか?

一応…
今からスタート

だから
そんなに灼けてるんですねぇ〜笑



おそらく20歳以上は歳下だろう
可愛い系のオバちゃん先生の笑顔…

初孫くんが通うこども園で
登園時の会話のひとコマ…

下手に染めて茶髪なのか金髪?なのか
ハッキリしない僕の髪の色には触れず
短パンから抜き出た脚と顔の黒さだけ
目に入ったのか反応…

どうやら
数多い園児の中で
初孫くんの担当の先生らしくて…


熱中症で倒れないでくださいね

あぁ
倒れそうになる前にやめてるんだ
いつも…


そう答えたあと…

あぁ
この可愛い系のオバちゃん先生にすら
かなりのジジイに見えてるんだと気づき…

思わず苦笑いの表情…











ゼーハー息を切らして走っていると
なぜかしら懐かしい昔の歌が
耳の奥で聴こえはじめてくる




微笑ましいような
やるせないような…

50年近く前の歌
あの頃のボクは…

この歳になってようやく…



蒼い夏…

8月も終わるのに…

いつまで続くのだろう…