道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

帰ってきたんだ…

2020-08-04 21:01:00 | 日記

久しぶりですね〜

そうですね…


にこやかに微笑む彼女の笑顔が
とてつもなく懐かしく感じられた

やがて1年ぶりくらいになるだろうか?
前に会ったのがいつだったか
それすら忘れてしまうほど…

長い間
会えなかったから…

もうすっかり辞めてしまったものだと
だから顔を見るのも諦めていたのに…

見慣れた細いウェストを見つつ
いつもの部屋に通されてから…

身長やら体重やら
基本的な身体測定?
を計測したあと…

採血になったとき…

腕を伸ばした僕の握り拳が
なぜか彼女の胸に触れてしまうのは
相変わらず以前とおんなじだった

ほかの看護師さんが採血するときは
絶対にそういうことはないのに
彼女が採血するときに限って
彼女の看護服の胸ポケットあたりに
たびたび触れてしまう不思議さ…?

そう!
1回じゃなくて
たびたび…なんだぜ!

ひょっとして
そうなるよう仕向けてるのか?

わざと?

かもしれない…

もちろん
何度触れても
僕は何も気づかないように振る舞うし
彼女も全く気にしないそぶりで淡々と…

いや…
でも!
でもさ!

これだけ何度も触れれば
彼女も絶対に気づいてるはずだと思うけど…

そう思いながら
彼女のちっちゃな胸に触れて
興奮しつつも知らんぷりの自分が
後ろめたく恥ずかしかった


痩せて見えますけど
身長と体重のバランスは
まさに標準的ですね…


注射針を刺して採血しながら
彼女は僕のデータを確認するように…


BMIも最も適正値だし…
痩せて見えるのは…筋肉ですか?
ひょっとして体脂肪率が低いのかなぁ

いやぁ
そんなことはないですよ
この歳になれば
余分な脂肪があちこちに…


そう言いつつ
彼女に僕の醜い裸は見せられないなぁと…

そう思ったのも束の間
奇しくも採血が終わった次は
心電図の測定ということで…

なんと!

ベッドに横たわり
シャツを首までまくり上げて
ついに醜いジジイの上半身を
彼女の前にさらけ出すことに…

(下は短パンだけだからほとんどハダカ?)

でも…
張りのない身体を恥ずかしいと思う反面
彼女が僕の胸のまわりに器具をつける度に
スイッチ?に触れたように
またもや密かに興奮していた

(まさに変態のエロジジイか?)
(多分そのとおりなのだと…笑)

いや…
この歳になって
女性の肌に触れることは滅多にない
逆に触れられることもほとんどない

(この10数年カミさんでさえ…)
(別れた誰かさんは別だけど…)

だから
そんな些細なことでもトキメク
エロジジイの勘違い…

わかる人には
わかると思うけど…






とにかく…

ようやく帰ってきた?
コケティッシュな看護師さん…

帰ってきたんだ…

会えて良かった…

あと何年
彼女のスレンダーな姿を見られるだろうか?