もう十分だ「政治と金」 いま重要なのは景気だ
それが解らぬ認知症の自民党と 大マスコミ
まだ必要な大幅な財政出動
兎に角アメリカでも中国でも巨額の国家の金を投入しているが、この国はもっとやれるのかやるのかの正念場
少し筒だが、日本経済に明るい兆しが見え始めてきた。がいしょくさんぎょうのうりあげ高がプラスに転じ、ホテルの稼働率も回復。エコポイントや減税対象の家電・自動車だけでなく、美術品や装飾品といった高級品まで売れ始めているという。
景気を示す指標やケイザイデーターも軒並み上向きになってきた。08年9月のリーマン・ショック以来長引く不況の泥沼から、爪先だけやっと抜け出したというところだろう。
これはいいチャンスだ。離陸段階に入った今こそ、浮力を加えて景気を浮上させるときである。出ないと、この国はいつまでもデフレ大不況から抜け出せない、なにしろ、多くの専門家は「今だ日本経済は数字ほどには回復していない」と厳しい見方をしているのだ。「明大教授 高木勝 現代経済がいう
「確かに景気回復過程にはあるが、まだまだキジャくな状態です。脆弱な段階です。こういうときほど、経済の足腰をもっと力強くする必要がある。重要なのは、1国も早くデフレ経済から抜け出すことです。・この国は今30兆円もの需用不足に至っている。
供給過剰だから物価が下がり、消費者物価指数は11カ月も連続でマイナスです。モノが売れない。給料が下がる。税収が落ち込むという負の循環なのです。こんな非常事態に、財政再建ばかりに目を向けても仕方ありません。積極的な財政出動で、民間需要を高めるしかない。当初は財政が悪化するかもしれないが、いずれ税収不足は解消する。急がば回れです」
景気がやや上向きかけた今こそ、財政出動をドカーンとやって国内需要を後押ししてやれということだ。
1億層貧乏から脱出しないと手遅れとなる
それなのに国会での論戦は相変わらず「政治と金」だけ。国民が何よりも望んでいる景気刺激や経済成長の論争は皆無だから嫌になってくる。経済ジャーナリストの萩原博子氏はこういう
『民主党の子ども手当や農家への個別所得補償は、1艇の経済効果は期待できるが、今のままでは景気が上向きになるとは思えません」出も自民党のように駄々をこねて何もしないよりは国民には好感をもたれる。
ルパン名訓 千里の道も1歩から