今日ベランダで本を読んでいたら発見があった。
小さなくもの巣。しかしとても精巧な。芸術的だ。
そこには小さな捕食者、くもがいた。
中心でエサが来るのを静かに待っていた。
僕もどうなるのか気になって静かに待っていた。
一匹のアブラムシがそこにかかった。
それまで自由に飛べていたはずなのに、ピタッと動きが止まった。
あれ、おかしいぞ。って思っていそうだった。
まるでくもの巣に捕まったみたいだ、と。
でも実際くもの巣にかかってしまったのだ。残念ながら。
その瞬間、くもがすごい速さでアブラムシのほうに行く。
もがくアブラムシ。
でも糸は思いのほか丈夫。動けない。
迫ってくるくもはまさに恐怖そのもの。
ほどなく、くもはエサにありついた。
僕はその一部始終を見ていた。じぃぃぃぃっと。
まるで神社のこま犬のようににらみながら。じっと。
くもは半分くらい食べて、あとは残した。
口に合わなかったのか、満腹になったのかどうかは分からないが、半分残した。
もしかしたら、骨と皮だけを残したのかもしれない。
しかし僕には分からない。
でも今見たら(今度は普通に)アブラムシの姿はなかった。
きっとお腹が一杯だったのだろう。
小さなくもの巣。しかしとても精巧な。芸術的だ。
そこには小さな捕食者、くもがいた。
中心でエサが来るのを静かに待っていた。
僕もどうなるのか気になって静かに待っていた。
一匹のアブラムシがそこにかかった。
それまで自由に飛べていたはずなのに、ピタッと動きが止まった。
あれ、おかしいぞ。って思っていそうだった。
まるでくもの巣に捕まったみたいだ、と。
でも実際くもの巣にかかってしまったのだ。残念ながら。
その瞬間、くもがすごい速さでアブラムシのほうに行く。
もがくアブラムシ。
でも糸は思いのほか丈夫。動けない。
迫ってくるくもはまさに恐怖そのもの。
ほどなく、くもはエサにありついた。
僕はその一部始終を見ていた。じぃぃぃぃっと。
まるで神社のこま犬のようににらみながら。じっと。
くもは半分くらい食べて、あとは残した。
口に合わなかったのか、満腹になったのかどうかは分からないが、半分残した。
もしかしたら、骨と皮だけを残したのかもしれない。
しかし僕には分からない。
でも今見たら(今度は普通に)アブラムシの姿はなかった。
きっとお腹が一杯だったのだろう。