快気分析

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仕組みとアプローチ -  モグラは地震前兆の目安になるのか

2020-01-03 17:06:58 | 地震 津波
 モグラは地震前兆の目安になるのか?
 結論から言うと(個人的にではありますが)少なくとも冬季に於いては有る程度地震の前兆として目安になる、考えています。
 これは何もかなりの高い確率、と言うものではなく、「かろうじて有意な差が認められる」、という程度と言う程度と考えています。
 実は先日に気がついた事で庭にモグラの後である土の盛り上がりがあちこちに有りました。
 その前、年末ですが近所を歩いていたらモグラがすごいという話をしている人を見かけました。
 そして先日は、
                       Mj   最大震度
 2020年1月3日 3時24分ごろ 千葉県東方沖  5.9     4

が有りました。

 この寒い時期に何か急にモグラが目立つ動きをする、と言うのはいくつかの要因が有るかと思いますが、春並みの一時的温度上昇が有るというのがその一つの理由と見ています。
 冬の寒い間、モグラは餌であるミミズなどを食べる機会が少なくなります。
 一時的にでも暖かい時が来るとここぞとばかりに日頃は低温で活動できない地表近くでミミズなどのエサを探して食べようとするわけです。
 それでモグラの跡が多くなる。
 では一時的な温度上昇が何故地震の前兆となるのか? ですが、それは一時的な温度上昇と言うのは通常湿気を多く伴うものであり雨天曇天になりやすい、という事だからです。
 以前の記事で何度も書きましたが「雨天曇天一過の地震晴れ」です。
 先日の上記地震が発生したのも去年大晦日に千葉市で最高18.5℃、最低7.4℃の後に冷え込んだタイミングであり特に晴れ間のある朝の冷え込みが厳しかった時です。
 それからもう一つ。
 それは温度の急な上昇やその後の下降というのは、西南西など南よりの風から北西など北よりの風に変わった時でもあるのです。
 これが何を意味するかと言うと、それは南寄りの風で海水面が「吹き寄せ」効果で上昇気味となって海洋型地震が抑え気味になった分、その後に北よりの風になって太平洋側の陸地のある程度近い海域は「吹き寄せ」の反対である「吹き出し」の状況となり、どちらかと言えば海水面は低下します。
 それで高い海水面で押さえられていた地殻やプレート境界で蓄えられていた歪(ストレス)が海水面の低下でストレス発散となって目立つ地震となった。
 「こうしたパターンになる事はならない事よりも、少なくとも冬季に於いては有意な差で多い」と考えています。
 
 


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