快気分析

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仕組みとアプローチ -  津波対策とウッドショックの関連性

2021-05-15 12:25:37 | 地震 津波
 最近は世界的に木材価格がかなり上昇していて、日本国内でも同様に上昇しており、これを世界的にウッドショックと言うようです。
 原因は新型コロナウィルス感染拡大の影響でリモートワーク、オンライン授業など自宅に長時間いる事が多くなり、郊外などの広い土地に戸建て住宅を持ったり、リフォームしたりなどの需要が増えたからと言われています。
 しかし日本国内での木材価格上昇で多くの杉などが十分に伐採されているのか?となると未利用の森、特に杉などの木は今も多いようです。
 そこで「津波対策や化石燃料輸入削減対策も兼ねてもう少し国内の木材利用に弾みがつけば良いのかな」と思うので、今回記事にしました。
 その1つの対策案は、「津波対策の為に住宅等を高台へ移転するのに、高台の森を伐採して住宅用地にしたり伐採した木を木材にしたり薪にしたりする事」です。
 これを国や自治体が補助すると、確かに公的財源支出増にはなると思いますが、しかし一度高台に移転すれば、堤防などよりも長期でのランニングコストが低く抑えられるケースが多く、そして堤防が津波や地震で破損するリスクよりも高台の方がそのリスクは小さいケースが多いと見られます。
 そして枝葉などは薪として利用すれば、化石燃料をそれだけ使わずに済むはずで、これはインバウンド需要が激減した今の日本では貴重な国益となるはずです。
 では高台の森の木を伐採した後にどうするか? それは津波が来る危険なエリアに草木が繁殖するようにして行けば、トータルでは二酸化炭素排出とはならない、と言う方向に手法次第では持って行けるはずです。
 都市部以外では薪ストーブ利用が可能なエリアがかなり有り、特に冬の調理や給湯、暖房など、かなり電力不足を回避できるケースも多くなるかと考えています。
 国や自治体は高台の森の木を今後どう利用していくのでしょうか。
 


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