くない鑑

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セイジの世界

2011年02月20日 | 知識補給
いま、すくすくと伸びている業平橋東京スカイツリー
この事業主体社たる東武鉄道を築き上げた初代の根津嘉一郎
東武以外にも、旧東京地下鉄南海電鉄の経営にも参画し、「鉄道王」の異名をとる甲州出身のこの方の私邸と利用し、収集された数多くの美術・工芸品の公開(展示)がされているのが、表参道の【根津美術館】。
以前から、名前と存在だけは知っていたここで昨秋、“南宋の青磁”を集めた企画展が開かれていると知って、行ってきました。

さて...
皆さんは青磁をご覧になったことはありますか?!
青磁、お好きですか?!

私は、大好物・・・あっ、いや、大好きです
どこが?!と問われたら、まず一言。
柔和な感じがいいんです。
もちろん、展示されている全てが完成されたモノではなく、中には、恐らく作り始めの頃と思われるモノには、出来上がりに粗雑感があります。
ただ、私が見るのは作りではなく色合いで、全般的にどぎつくなく、柔らかく包み込むような風合い(色合いや光沢)あり、じっと見ていても全く飽きず、不思議と癒されます(笑)
しかし、“青磁”と一言で言ってもいろいろとあります。
大好き!だからといって、青磁に造詣も目利きもありませんが(^^ゞ
“青磁”というくらいですから、もちろん青もありますが、他にも、白やエメラルドグリーンもあります。
そして今回、この企画展で初めて見たのが、南宋の官窯で作られたという“米色”の青磁です。
繰り返しになりますが、“青磁”というくらいですから、青はもちろん、他にも白やエメラルドグリーンなどは見たことがあります。
けど、“米色”と言うか“飴色”の青磁器は初めて見ました。
もう、3か月も前のことなので、確とは覚えていませんが...
キャプションには、作為的=つまり計算と計画性を持って作られた・・・と書いてあったと記憶しています。
けど、いままで数多くの青磁器を見てきましたが、うん、初めて見ました。
それだけ、技術的に高度で希少だった・・・ということなんでしょうか。
いままで見た青磁器の中で、この青磁器は抜群の魅力がありました。
思わず、展示ケースに砂被り状態で、じーっと見てしまいました。
また、大切で貴重な青磁器なので、二度と言わず三度四度と見ました。

いくら好きだからといっても、展示されている青磁器を手に入れようとするには相当の金額か、犯罪に手を染めないといけない(マテ)と思うので...
いつか、機会があればこれに近い、ファイヤーキングの食器類(耐熱ガラス)を手に入れようと思います。
こっちは真っ当に働いていれば買えるので(爆)
いい感じなんですよ、これが♪
けど、もう私が生まれた頃に製造を終えてしまったので、骨董市などに行かなければ手に入りません(^^ゞ

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