takenokoたび日記

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福建省のたび~その5 武夷山のごはん&電車トラブル~

2016年04月29日 | 福建省のたび2015
さて、観光を終えて、路線バスで町に戻ります。

中国は路線バスが激安。武夷山でも、1元でどこへでも行けちゃいます。

なんとなくお店が多そうな辺りに来たので、バスを降りてレストランを探します。


友達が卵ラーメン食べたい!と言っていたら、ちょうどよさそうなお店を発見。
お昼時を少し過ぎていたので、お店はガラガラ、
もう閉まっちゃったかな~と思ったけど大丈夫でした。


さっぱりした店内。






入り口の辺りに食材が置かれていて、調理方法を選べるみたい。

普通のメニューもあります。






まずはビールでしょう~~
武夷山ビールで乾杯♪








武夷山は山間部だから、キノコが美味しいかなと思ったら、
キノコの炒めものがありました。






おいしい~~~(●^o^●)
サンゴみたいなキノコが、コリコリして美味しかった~~~



待望の卵ラーメン。これで18元って!安すぎる~~






前に台湾で食べておいしかった、ガチョウ肉。こちらも美味しい♪







安くて美味しいローカル料理で満腹です。


厦門までは高速鉄道を予約していたのだけど、出発までまだ時間があるので、
マッサージに行ったり(足つぼ痛すぎて耐えられなかった。。)
スーパーをのぞいたり、武夷山名物の岩茶を買ったり。

武夷山のお土産はキノコとかが多かったけど、
食べ物関係であまりひかれるものはなかったなあ。


さて、時間になったので駅へ向かいましょう。


この高速鉄道、最近開通したみたいで、駅は町から車で30分以上離れてます。
それなのに、バスも出ていないからタクシーしか交通手段がない。

駅の周辺にもな~~んにも無くって、夜遅くとかに駅についても困るだろうなあ。

中国では、高速鉄道とか高速道路とか、どんどん増やしているんだけど、
とりあえず開通させちゃえ~~っていう感じで、
駅周辺の整備がまったく追いついていないことが多いんだよな~。


そしてこの高速鉄道、takenokoたちが旅行の日程を決めた前後に開通したんだけど、
そのせいか、予約済みだった武夷山→厦門の飛行機が、
出発の1週間前に突然キャンセルされてしまったのですよ。

え?なんで??って思いつつ、帰りの足を確保しなくちゃ~と思って慌てて探したら、
この高速鉄道が見つかって、滑り込みで最後の2席を確保できたのでした。

その時はラッキーくらいに思ったけど、
飛行機をキャンセルされたらもう高速鉄道に変更するしかないから、
開通したての高速鉄道の乗車率を上げるために何かしらの圧力がかかったのではないかと、思ったり、、、。


で、予約できたのが一等席のチケットです。



早めに着いたので、広い待合室で改札時間を待ちます。





ちなみに、中国の高速鉄道は改札時間が決まっていて、
しかも改札はほとんどの場合一箇所だけ。

なので、改札時間になるとものすごい行列ができて、
並ぶ文化のない中国ではちょっとした混乱になるのですよ。

高速鉄道は指定席しかないんだから、我先にとホームに行かなくてもいいのにねえ。


夜のホームで電車を待ちます。







定刻に電車が到着。
開通したばかりだけあって、きれいな車両ですね~。


さて、チケットを見て4号車7Dの席へ行ってみると。。。


あれ?


ここって、二等車両じゃないの?と友達が。


え?でも4号車で合ってるよね??



ちょっと確認してくるから待ってて!と車掌さんに確認しに行く友人。

訳も分からず座席で待つtakenoko


そうこうしているうちに、あちこちでザワザワが。


「小姐!小姐!」と、takenokoが呼ばれていることに気が付いて後ろを振り向くと、
若者たちがそこは自分らの席だよと言っていて、
なんと同じ4号車7Dの二等席チケットを持っている。。。。


いや、でも私も4号車の7Dだから!と言ってとりあえず居座っていると、
友達が困り顔で戻ってきて、



「同じ車両に一等席と二等席のチケットを発券してるぽい~。席がない人がいっぱいいるよ~」



うそでしょ~~


実際は4号車は二等席だから、つまりtakenokoたちの持っているチケットは
存在しない席のチケットということになりまして。


厦門まで約3時間、座席なしってことですかい。


とりあえず、二等車両から一等車両へ移動して、
車掌があわあわしているのを横目に空いている座席を見つけて座ることに。


終点の厦門まで、いくつかの駅で停まるから、
そこで今座っている席のチケットを持った人が乗って来たら移動しないといけないねえ、
困ったねえ、と話しながら、
日本では考えられないトラブルになんだか面白くなってくる二人でありました。


ちなみに、一等車両はこんな感じ。







厦門までの途中の停車駅で、何人か乗客が増えたけど、
takenokoたちの席には他の乗客が来ることもなく、無事に座ったまま終点まで来れました。



周りの中国人たちはといえば、最初こそざわついていたものの、
すぐにその騒ぎも忘れて、なぜか通路に立っておしゃべりを始めるという・・









いろいろありましたが、定刻通りに厦門北駅に到着。


タクシーでホテルへ向かいます。


つづく


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