ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No219 ”クローンズ・サイクロン”バリー・マクギガンvs”リトル”スティーブ・クルス

2005年08月31日 07時01分14秒 | ボクシング
(WBA世界フェザー級タイトルマッチ)
典型的アイリッシュの王者マクギガンに挑むはセンスが服着て歩いていると言われていたクルスが相手。初回いつも通りサイクロンなマクギガンに対しクルスも小刻みに体を動かし避けては打つセンスを見せ付ける、しかしマクギガンは構わずサイクロン・パンチで迫る。この展開が中盤続き10Rになってもいつかはサイクロンが止むだろうと思っていたクルスだが、その勢いは止まる事無くそのパンチがボディ・顔面と放たれるが、その間隙を縫ったクルスの左ショートフックがカウンターで決まると何と王者ダウン。これで終盤ダメージを負って戦う事を余儀なくされたマクギガンだが14Rはここまでの失点を挽回しようと、より積極的に出ると疲れの見えるクルスは棒立ちになる場面も。しかしここで詰め切れなかったマクギガンは15Rクルスの相打ちのパンチでダメージを負い追撃の右・左・右で痛恨のダウン、立ち上がったが連打で2度目、ここからの反撃もままならずなんとか試合終了まで逃げ込むのが精一杯。結局屋外での試合で流石のサイクロンも晴天には勝てず終盤失速した王者が米国にタイトルを置いて帰る事となりました。