ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No208 オーランド・カニザレスvsヘラルド・マルティネス

2005年08月18日 22時57分00秒 | ボクシング
(IBF世界バンタム級タイトルマッチ)
37戦して1敗のみの王者に30戦して1敗のみの世界8位が挑む一戦はメキシコ系米国人同士の戦いでもある。初回マルティネスは小気味良い動きでカニザレスに迫る、打たせないカニザレスをロープに詰めて放つ右は良かったが一瞬の隙を突いて放ったカニザレスの右がカウンターとなりさらに右のダブルでダメージを与えダウンを奪う。2Rこの回で決め様とカニザレス早くもハイスパートするが馬力に優るマルティネスもダメージ少ない故初回の如くカニザレスを追い回す激しい打ち合い。3R勇敢なファイターのマルティネスに押されてカニザレスが空振りしてバランスを崩すスリップダウン、一瞬ヒヤリとする場面も。4Rしかし打たせぬボクシングを身上とし冷静に挑戦者を見据えていたカニザレスがマルティネスの打ち終わりに繰り出した1・2で腰を落とさせ続くカウンターの左フックで膝を大きく曲げさせ更に追撃の左フック2発でダウン、立ち上がった所に連打をかました所でレフェリーが割って入り試合終了。挑戦者のパワーを巧くいなした王者でした。