ボクシング・テレビ&ビデオ観戦記

VTR整理の為DVDへダビングついでにブログを設定し記録保存します。

No203 ジェームス・”ライツアウト”・トニーvsアンソニー・”ブリック”・ヘンブリック

2005年08月09日 06時54分35秒 | ボクシング
(L・ヘビー級10回戦)
既に2階級を制し更に上を目指すトニーが対戦する相手は、ソウル五輪米国代表からプロ入りしたヘンブリックで何らかのタイトルがかかっても決しておかしくないカード、差し詰め今なら暫定王座決定戦にでもなるんでしょうな。初回ヘンブリックは長い距離から右ストレートを打ち込むとトニーはその隙を突いて接近戦からボディへコンパクトなコンビを集める。2Rヘンブリックは体格差を生かしてトニーをロープへ詰めて押し込み強いパンチを貰わぬ作戦だ。3Rトニーは押されるばかりじゃ駄目だとばかりに動きを増す事でインファイト・オンリーから脱却すると残り10秒の所で鋭いジャブがヒットしヘンブリック片膝を着くダウン。4Rヘンブリックは体格差作戦で手数を持って攻勢をと頑張るがトニーはカウンター作戦で省エネファイト、でもヒット数は変わらないもんね。5Rトニーの左フックが鼻先を掠める様にヒットするとヘンブリックはぐら付くし追撃の右で膝が折れる。6R何故トニーのパンチがライツアウトなのか?それは肩を入れるからと見た、ジャブからの右ストレートが強烈にヒットしてヘンブリックはダウン、立ってカウントを数えている最中にヘンブリックは無意識にトニーに向かって行く位ダメージあるもラウンド終了のゴングに助けられるが、こんなシーンは初めて見たぞ。7R怒りのトニーは力強いパンチを1発2発と打ち込むとヘンブリックのコーナーからタオルが投げ込まれて試合終了。上のクラスへのテスト・マッチを強豪相手にクリアしたトニーでした。