at randomで行こう!

手当たり次第に読んだ本、食べ物、旅行記など兎に角好き勝手に話します。

熱狂覚めやらず…

2014-01-15 00:11:51 | 日記
 北日本新聞の一面、ど真ん中…おめでとう一色でした(笑)


 号外を争うように皆さん貰いに行ったそうですよ…。
 ちょっと気持ちはわかる…。
 富山市にいたら駅前に行ってもらいに行ったかもしれないわ(爆)


 県知事、富山市長、県議長に、国会議員という凄い面子の応援団も、多分あんまりないことなんだろうなーと新聞を読みながら思いました。
 
 晴れた日で良かったわー、と改めて思いました。
 
 素晴らしい試合でした…本当に。

 

 さて、今回の試合を見ながら、私はある漫画を思い出していました。


『笛が鳴るまで試合は終わっていないぞ!!』


 2-0で負けていながらも、その言葉を何度も思い出していました。


 かなり昔の作品になりますが…


 大野潤子さん『しずくの風景』『空の風景』シリーズです(合計7冊)
 少女漫画なんですが、実に選手の精神面を描いた作品として非常に素晴らしいと思っています。
 最終巻なんて1996年ですからね、発行が。
 約20年近く前の漫画ですが、今回試合が終わった後改めて、読み返してしましました。
(あまりにも好きな作品なんで、手放せなかったの…もうかなり古い単行本だ)

 
 20年前の作品とは思えないくらいに、感性がみずみずしく、そして…本当に今回の試合のような光景が描かれていました。


 何時の時代も、頑張って必死で戦っている選手たちの姿は変わらないのだなぁ、と思わず泣けてしまいました。


 笛が鳴り、勝った!!というその瞬間、

 
 片方は、その喜びで飛び回り、喜びの涙を流し、みんなで抱き合い…。


 またもう一方は、負けた!!という瞬間、コートの上で打ちひしがれ、悔し涙を流し…拳を握りしめる…。


 対照的なシーンが何度も何度も出てきます。
 やはりここで、描かれているのは『勝つことへの執着』です。


 最後まであきらめない。


 神崎が『笛がなるまであきらめなるな、あきらめるな』と負傷をしながらも、部員を叱咤し、たきつけるシーンは…その後登場人物が変わっても、同じように繰り返されます。


 神崎のあと、清水。
 清水のあと、神崎の弟。
 そのあと、明日香…。


 受け継がれていく主将の役割と使命。
 何より『試合に勝つ!!』という強い意思。
 それがあるからこそ、彼らは日々の厳しい練習に耐え…数々の不和を乗り越えていける。


 また神崎が語った未来は…今の選手にとってはもうあたりまえのようなことかもしれませんが、今思えばとてもチャレンジ精神もあり、実に現実的でもありました。


 そう…勝った後も、負けた後も…次なる挑戦へ彼らは動いていくのです。

 ゴールは終わりではない…新しく始まる場所なのだ、と。

 
 

 
 

 このブログを見ていらっしゃる方には受験生は多分いらっしゃらない、とは思いますが…(笑)

 もしも、今週末、センターを受ける方が近くにでもいらっしゃったら、是非伝えてください。








 諦めるな。
 最後まであきらめるな。
 たかが1点、されど1点。
 そのために、最後まであきらめるな!!


 粘って粘って粘って、勝利を勝ち取れ!!
 

 
コメント (2)
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