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たかちねっとブログのアーカイブ

好きな旅と鉄道の記録と記憶を綴ってきたヤフーブログからアーカイブとして移転しました。
よろしくお願いいたします。

羽越本線の旅(15)~忘れがたきふるさと~

2012-04-14 18:06:51 | 羽越本線70s
40年ほど前、数日をすごした羽越本線羽後亀田駅周辺で撮影した
"蒸機のある風景"が、"ふるさと"のイメージと重なって掲載してきた
ふるさとシリーズの4回目、完結編です。
 
① 町の中を走る道路の左端に赤い衣をつけたお地蔵さん、
真ん中あたりに、麦わら帽子の方が自転車をこぎ、
その前方に、何かを押して歩く方とトラックが見えます。
その横をD51が牽く汽車がゆく、のどかな昼下がりでした。
イメージ 2



 
② 羽後亀田駅を発車したC57牽引の旅客列車が、ゆっくりと黒煙をたなびかせて
進んできました。
夕方で長い影がてき、左下に撮影している自分の影が写っています。
(羽越本線の旅(12)~うさぎ追いし・・・でアップした、発車シーンの次のカットです)
イメージ 1
 
(1971/8 羽後亀田~道川)

羽越本線の旅(14)~夢はいまもめぐりて~

2012-03-18 12:43:46 | 羽越本線70s
今は夢の中でしか見ることのできないあの時代、あの光景。。。

40年ほど前、まだ蒸気機関車が普通に走っていた羽越本線、
夏休みに訪れた羽後亀田も、日常風景の中に汽車が行き来していました。
そこで出会った汽車の走る風景を、ふるさとの風景としてご紹介します。
 
① 真夏の暑い日差しの中、秋田に向けて羽後亀田を発車したD51の列車が、緑が美しい田んぼの横を通りかかります。
イメージ 1


② やがて反対側からD51重連の列車がやってきました。
編成は切れて、先頭のD51は草むらに隠れているし、半端な写真ですが、里山と田んぼのある雰囲気が伝わればと思って載せました。
イメージ 2

 
 
③ 太陽の反射でギラギラさせながら、通り過ぎていきました。
ネガから、本務機は907号機とかろうじて読み取れましたが、前補機は不明です。
イメージ 3


昭和46年8月。イベントで振り返ると、
♪世界の国からこんにちは の日本万国博覧会の翌年、
♪虹と雪のバラード の札幌冬季オリンピックの前年
ということになります。
 
(1971/8 羽越本線 羽後亀田~道川)

羽越本線の旅(13)~こぶな釣りし かの川~

2012-03-10 13:27:50 | 羽越本線70s
震災から明日で1年たちます。
ふるさとから離れざるをえなかった方、ふるさとでなんとか頑張ろうとされている方、
さまざまな思いを胸に過ごされた1年だったことと思います。
 
本日は、ふるさとの風景その2、として、中学3年の夏休み数日を過ごした
秋田県羽後亀田での田園風景の続きをご紹介します。
 
①ギラギラと真夏の太陽が照りつける昼下がり、小川にかかる小橋にD51がさしかかります。
完全逆行でシルエットだけになってしまいました。
子供たちはこの小川でさかな獲りをしたのでしょうか。
イメージ 1


②川にかかる橋の向こうを、C57の牽く客車列車が進みます。
遠くの山が霞んで見える、朝のひとときでした。
(2/8掲載の朝もや中のC57の一コマ前になります)
イメージ 2


(1971/8 羽後亀田~道川)

羽越本線の旅(12)~うさぎ追いし かの山~

2012-03-03 12:29:07 | 羽越本線70s
昭和49年封切りの映画「砂の器」で、丹波哲郎と森田健作が降り立った羽後亀田駅。
当時高校3年生の私は、映画館でそのシーンを目にしてびっくりしました。
その3年前、羽越・奥羽に蒸気機関車の写真を撮りに行った際に、
知り合いの家に泊まらせてもらったところが羽後亀田でした。
写真の経験も乏しく、右も左も分からないような状況で訪ねた羽後亀田は
私の思い出の地でもあり、映画館で観た時は、懐かしくもあり嬉しくもありました。
 
海からやや離れた羽後亀田駅周辺は、里山に囲まれた中に田んぼの緑が美しく、
のどかな田園風景がひろがっていました。
本日は、ふるさと、といった表現がぴったりのこの田園に蒸機がいた日常の風景です。
 
①羽後亀田駅を、C57の牽く客車列車が煙を高々とあげて発車するところです。
 左下に、撮影している自分の影が写りこんでいます(笑)
イメージ 1


②傾き始めた陽を横に浴びて、D51が牽く貨物が山の向こうを目指して進みます。
イメージ 2

 
撮影地というわけではなく、たまたま泊まった土地でしたが、
普通の田園風景が今では貴重に思えてきます。
 
(1971/8 羽後亀田~道川)

羽越本線の旅(11) ~朝もやの中を~

2012-02-08 22:22:38 | 羽越本線70s
昭和46年の夏の、羽越本線の旅にプレイバックします。
宿泊先で迎えた初めての朝、寝起きのまま部屋の窓から外を見ると、
朝もやの中を汽車がすぎゆくのが見えました。
ちょっとぼやけてますが、シルエットからするとC57でしょうか。
山を背に、田んぼの向こう、煙がたなびいて列車を包み、
まだ夢を見ているような、そんな朝の光景でした。
 
イメージ 1
 
オリンパスペンなので、ちょっと寝ぼけた画像です。。。
(1971/8 道川→羽後亀田)