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たかちねっとブログのアーカイブ

好きな旅と鉄道の記録と記憶を綴ってきたヤフーブログからアーカイブとして移転しました。
よろしくお願いいたします。

夏の思い出 ~1971年夏 初めて見た日本海~

2013-08-04 21:44:28 | 羽越本線70s
ちょうど42年前の昭和46年(1971年)の8/4、中学3年の夏休みです。
新津から日本海沿いをのんびりと列車に揺られて

秋田に向かっていました。
 
前日、上野発の上越線の夜行列車に乗りこみ、
通路になんとか座ってよく眠れない朝を迎えた早朝、
新津でD51重連に牽かれて眠気も吹っ飛び坂町へ。

 
そのあたりの事は"羽越本線の旅"として何回か綴りましたので、
もしよろしければ、こちらをご覧ください。( → 羽越本線の旅 )

 
坂町からは、なめくじのD5129が牽く普通列車に揺られて、
日本海沿いをのんびりと秋田を目指しました。
 
子供の頃から抱いていた日本海のイメージといえば冬、
灰色の空の下で荒れる海、だったように思いますが、
暑い夏の空の下、窓には青い海、白い砂浜、
眩しい気持よい景色が広がっていました。

 
イメージ 1

 
実はこの日が私にとって、生まれて初めて見る日本海でした。
D51が牽く客車に揺られ、車窓に流れる日本海の景色。
見るものすべてが新鮮で、暑さなど感じない、いえ、感じていても

それ以上に興奮で一杯の時間が流れていました。
 
 
 
携行したカメラは自分のオリンパスペンと、親父に借りたミノルタSR7。
これはSR7で撮った写真で、TTLではなかったですが、
一応露出計は付いていたとはいえ、晴天だったら 1/250秒 F8 と
決め打ちして撮影したと思います。
白く飛び気味ですが、今見れば、それも夏の暑さをあらわして
いるかなぁ、なんて思ったりしています。

フィルムの次のコマは、蓬莱山が写っているので
今川より手前ということは確かなのですが、詳しい場所は不明です。
今は国道も出来ていると思いますが、
この場所が分かる方がいらっしゃいましたら
お教えいただければ幸いです。

 
(1971/8/4)

夏の思い出 ~1971夏 羽越本線をゆくD51~

2013-07-22 21:55:45 | 羽越本線70s
夏本番、と思いきや、ここのところ気温はじゃっかん低め、
とは言っても30度近いわけですが、いっときの猛暑の気温を
経験したせいか、涼しく感じてしまうのが妙な感じです。
とはいっても、暑い、ですけれど。

 
ブログを始めた頃、初めて泊まりがけで蒸機の撮影に
奥羽・羽越に出かけた記事を綴りました。

 
夏が来ると思い出す・・・そんな私にとって思い出深い42年前の夏。

本日は、その夏の一枚です。


イメージ 1


 
知り合いの家があった羽後亀田の駅のほど近く。
少し日は傾き始めたものの、まだまだ暑い午後のひととき。

 
稲穂の緑のじゅうたんも眩しい田園風景の中を
秋田に向かってD51の牽く貨物列車がのどかに通り過ぎ、

カタンコトンと、貨車の音が遠ざかっていきました。
 
中学3年生の夏休みの、忘れえぬ夏の思い出、です。
 
(1971/8 羽後亀田→道川)

蒸気機関車と駅の風景 (羽越本線 1971年夏)

2012-10-01 23:07:19 | 羽越本線70s
列車の車窓から、ホームで行き違うD51の列車を撮った写真がここにあります。
羽越本線の、どの駅だったか今は記憶も記録もありません。
 
対向のD51重連の後ろの本務機はナメクジのようにも見えます。
ホームに進入しつつある、自分が乗っている列車もまた蒸機の牽引でした。
 
イメージ 1

 
重連を正面から撮った写真は残っておらず、この一枚きりなので、
気付くのが遅くて、あせって後追いでなんとか一枚撮ったのだと思いますが、
今となっては、このような何気ない光景が大切な思い出の一枚になっています。
(オリンパスペンEE2)
 
(1971/8 羽越本線のどこかの駅)

C571との出会い ~羽越本線 1971年夏~

2012-09-16 23:07:03 | 羽越本線70s
昭和46年(1971年)の夏、はじめて、泊りがけで蒸機撮影の旅に
羽越・奥羽を訪ねました。
久しぶりに(羽越の17回目になります)、その時の写真をご紹介します。
 
当時、新津機関区には、いま山口線を走っている1号機のほかに、
19,103,167,181と、計5両のC57が所属し、旅客列車を担当していましたが、
6日ほどの滞在で、1号機にはなかなか会うことができませんでした。

そんな、帰る日の前日の夕刻、宿泊先の羽後亀田駅近くで、
その日の最後の撮影となるC57牽引の秋田行き普通列車を待っていました。
前日は夕陽を浴びたC57を見ることができたのですが(→ こちら)、
この日はうってかわっての、どんよりした曇り空。露出もギリギリでした。
 
① 遠く、羽後亀田を発車するC57の黒煙が立ちのぼります。
イメージ 1

 
晴れた前日の同じ列車の風景はこんな感じでした (→ こちら )
 
 
② 近づいてきます。えっっ???
イメージ 2

 
③ そうです、、、なんと1号機でした!
イメージ 3

 
④ 出会う時って、こんなもんなんだなぁと、
スピードをあげて秋田に向かうC571と客車を見送っていました。
イメージ 4

 
 
冷静に考えれば、そろそろ1号機がやってくる順番だったはず。
だったら、駅で待ち構えていればよかった。。。
タラレバを言ったらキリがないですが、、、、これが私とC571との初めての出会いでした。
そして、これが最後になるのかなぁ、とも思っていました。
 
(1971/8 羽後亀田~道川)

羽越本線の旅(16) ~夕陽に照らされるC57~

2012-05-12 02:10:33 | 羽越本線70s
昭和46年(1971年)8月、夏休みに訪れた羽越本線、
羽後亀田駅の周辺で撮影した日常の風景を
ふるさとシリーズとして掲載してきましたが、その続編です。
 
晴れた日の夕刻、羽後亀田を発車したC57牽引の普通列車が
秋田に向かって目の前を通り過ぎると、、、
C57と客車が夕陽に照らされて鈍く輝きました。
 
イメージ 1


牽引は新津区のC57167号機です。
この時、新津区のC57は、いま山口線でがんばっている1号機を含めて5台。
確率は五分の一でしたが、あぁ、C571号機だったらなぁ、、、、と、当時は
ちょっぴり残念な思いがしました。
 
(1971/8 羽後亀田→道川)