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たかちねっとブログのアーカイブ

好きな旅と鉄道の記録と記憶を綴ってきたヤフーブログからアーカイブとして移転しました。
よろしくお願いいたします。

横浜線いまむかし ~京王線北野界隈の思い出とともに~

2014-02-04 23:52:14 | 最近の鉄道あれこれ
横浜線へのE233系の搬送も始まり、この前の日曜日は、
小机駅と町田駅でお披露目があったようです。
現地までは行けませんでしたが、当日は京王線沿線に
用事があったので、京王線北野駅までちょっと足を
伸ばしてみました。
 
北野駅のすぐ先には横浜線が走っています。
京王本線と横浜線が接近するあたりに母の実家があって、
小学生の頃は夏休みともなると、
1週間単位で泊りがけで遊びに行き
京王線や横浜線を走る電車を眺めたりしたものでした。

そんなわけで、北野は私にとって故郷のような
馴染みのある土地です。
 
横浜線と私との接点はそれくらいでしたが、
高校時代に、北野付近で写真を撮ったことがありました。
 
1. 京王線北野駅から少し高尾方面に行ったあたり。
時は41年前の1973年、手前の田んぼが緑のじゅうたんに
なっていた7月の夏の日のことでした。


イメージ 1


なんとも中途半端な、お恥ずかしい写真です。
 
さて、このあたりは今はどうなっているか、
行ってみると・・・
田んぼがあったあたりには十数階建てのマンションが建ち、
同じアングルでは撮れません。
 
2. 1の写真と比べると横浜線が近いですが、これでせいいっぱい。
いちおう、同じ方向を向いています。
イメージ 2



 
右側は京王高尾線。北野駅が高架になったのに伴い
盛り土からコンクリート桁に変わり、
手前から高架のまま横浜線をオーバークロスしています。

 
さらに歩いて横浜線の向こう側へ。
 

3. 当時はまだ単線。京王高尾線を背に、
手前が八王子、向こうが片倉方面になります。
イメージ 3


 

さて、今は。。。
 
4. 側道ができ足場が線路より低くなって、脚立もないので、
残念ながら、同じポジションからは撮影できませんが、
ほぼ同じあたりから撮りました。
イメージ 4


 
ここが複線化されたのは1988年。
わりと最近のことにように思えます。
 

5. 電車が写ってない方が景色が比較できそうです。
イメージ 5


 
周辺は田んぼから住宅地に変わり、
この先にある湯殿川は護岸工事で整備され、
のどかな田園風景は様変わりしていましたが、
このあたりの空気は変わってないような気がしました。
 

 
母の実家は道路予定地になったため、今はないのですが、
ぶらぶらと歩いて訪ねてみました。
 
6. 交差点自体が昔はありませんでしたが、
ちょうどこの交差点の左側、道路沿いに家がありました。
イメージ 6


 

ここを左右に走る(予定の)道路は、
右側からは中央道国立府中ICを通ってくる日野パイパス、
左側からは圏央道高尾山ICからみなみ野を通ってくる
八王子南バイパスがつながって、
20号のバイパスになる道路として部分的にはできていますが、

すべての完成はまだまだ当分先のことになると思われます。
 

タテに走る正面の道は、野猿街道(やえんかいどう)で、
昔からある道です。
当時、向かって右側には八百屋、魚屋、駄菓子屋、
左側には酒屋などがあり、私もお店の方々に
顔を覚えられていました。
今は店もありませんが、表札には覚えのある懐かしい名字が
並んでいました。

野猿街道は先に見える坂を上がりながら左にカーブして、
京王線と横浜線をオーバークロスする陸橋になっています。
 
7. 陸橋にあがって、撮ってみました。
イメージ 7


 
左が京王線で左手先に北野駅。右が横浜線。
向こうに横に走る高架線が京王高尾線。
1~4の写真は、右手向こうの横浜線と京王高尾線が交差する
あたりで撮ったものです。
 
横浜線は、72系から103系、205系をへて、E233系へ。
時の経過とともに、なによりも風景が変わったことを

実感して、北野をあとにしました。
 
(2014/2/2)


C58239号機の余韻 ~カマはカマでも~

2014-01-28 23:16:31 | 最近の鉄道あれこれ
前回、横川駅でC58239の返しの出発を見送り
 "業務終了"となったところまで掲載しました。
その後の行動を綴っておきたいと思います。
 
1. 返しの出発を掲載していませんでしたね。

C58もJRの方々も皆、DD51に牽かれて高崎に帰っていきます。

イメージ 1


 
 
しばらくすると、静かな駅に戻りました。

 
このあとは、久しぶりに鉄道文化村でも見学しようかなぁ、
と考えていたのですが、足を向けてみると・・・

なにやら人の気配がしません。
門も閉まっているようです。
ハテ?近づいてみると、"火曜定休"とありました。
あらら残念。。。



それじゃあ、まだ午前中でちょっと早いけど、
空腹だし、釜めしを食べようか。。。
 
昔は列車の窓から"こっちこっち~"って身を乗り出して買ったり、
いったんホームに降りて、出発時間を気にしながら
売り子さんのところまで走って行って買って、
軽井沢に向かう車内で食べたものでした。
いまやそんな風景も想い出の中。


それでも今回、せっかく横川の地に降り立つのだから、
久しぶりに食べてみたいと思っていたのでした。

2. 創業明治18年、峠の釜めし発祥の地、
駅前の老舗、おぎのやの戸をあけました。
イメージ 2

 


峠の釜めしとビールを注文。
 

3. 駅弁と同じスタイルのまま運ばれてきた釜めしの紐をほどき、
蓋をあけると、、、
いいですねぇ。まん中にはお約束のうずらの卵と、
馴染みの具がのってます。
イメージ 3


 
 
しばし思い出にふけりながら、釜めしを味わい、
ふと店内を見ると、レジ横のポスターが目にとまりました。
 
4. お会計の時、お店の方にことわって撮らせていただきました。
イメージ 4

 
 
なんと、55年間で1億5千個を販売したとのこと。
この益子焼の釜を並べると、地球半周になるそうです!

釜もたくさん作ったことになるんですねぇ!

 

5. 帰りの電車は115系でした。
イメージ 5


 
 
6. ホームにある売店と。。。
少しだけタイムスリップできたかな~?
イメージ 6


 
 
ビールも飲んですっかり気分もよくなって帰途へ。

"カマづくし"の日となりました♪
 
(2014/1/21 撮影)


C58239号機の息吹 ~試運転見聞録(3)~

2014-01-25 16:29:46 | 最近の鉄道あれこれ
前回に続き、横川駅でのC58239号機をご紹介します。
 
走り終えた余韻が感じられるシーンに目を向けてみました。
 
1.

イメージ 1


 
2.

イメージ 2


 
3.

イメージ 3


 
 
あと、部分カットを少々。
 
4.
イメージ 4

 
5.

イメージ 5


 
 
6. ちょっとここで脱線しますが、、、
オヤ12の表示はこのようになっていました。
イメージ 6

 
 
さて、高崎への返しの出発時間になり、、、
 
7. 長めの吹鳴でした。

イメージ 7


 
 
わずかな時間でしたが、C58239の息吹に触れることができ、
いつか、釜石線で会える日がくることを願いつつ、
本日の主目的の"業務終了"となりました。


(2014/1/21 撮影)

C58239号機の角度 ~試運転見聞録(2)~

2014-01-24 22:31:23 | 最近の鉄道あれこれ
前回は、試運転列車を撮影し、群馬八幡駅まで戻ったところまで
綴りました。本日はそのその続きです。
 
ほどなくしてやってきた後続の電車で
C58239を追いかけて終点横川駅まで乗りました。
 
横川駅に到着すると、なんと、JRの関係者の方々の多いこと!
オヤに沢山の方々が乗車されていたようです。
皆さん、心なしか嬉しそうな晴れやかな表情をされていました。
 
1. 走り終えたばかりのカマをチェックしてます
イメージ 1


 
 
"試運転 Test Run"のヘッドマーク付きでした。ゆうづる仕様?
 
返しの発車まで十数分ほどあり、色々な角度から見てみました。
 
形式的なカットを。非公式側になります。
 
2. ピカピカ光りすぎてなくて、落ち着いた感じですね。
イメージ 2


 
 
3. サイド。
これ以上引けないのでこれで目一杯(だったと思います)
イメージ 3


 

4. 続いて後方から。

イメージ 4


 
 
5. (ほぼ)正面。

イメージ 5


 
 
ヘッドライトは主灯と副灯がどちらもシールドビームで、
東北らしさを感じる顔をしてますね。
JRの復活蒸機でシールドビームは初めてのように
思いますが、どうだったでしょうか。
 

6. ちょっと近づいてみましょう。

イメージ 6


 
副灯が主灯よりちょっとだけ前に位置しているように
見えましたが、真横からではないので正確なところは
分かりません。
 
本日はここまでにして、
次回に続きます。
 
(2014/1/21 撮影)

C58239号機の鼓動 ~試運転見聞録(1)~

2014-01-22 23:38:05 | 最近の鉄道あれこれ
昨日、休暇をとり、この春から釜石線で復活する
C58239号機の試運転を見に行ってきました。
時間に沿って、2~3回に分けてご紹介してまいります。
小学生の日記帳のような調子ですが、どうぞお付き合いください。
 
早朝5時すぎに家を出て、電車で信越線に向かいました。
最近は早朝から交通機関が乱れることが多いので
何かコトが起こって別ルートになることも考慮して、
早めに出た次第です。
幸い、武蔵野線~京浜東北線~高崎線とトラブルもなく
順調に乗り継ぎ、高崎には8時前には到着しました。



17日の試運転をアップされた方々のブログを拝見すると
そこそこの人出はあった模様でしたが、
早く現地に行って場所を確保して、というほどでもないだろうと、
予定より早い信越線に乗れる時間ではありましたが、
高崎でいったん下車して朝食をとりました。

腹ごしらえをすませ、ホットコーヒーでひと息ついてから
予定していた信越線に乗り込み、目的地に向かいます。
 
群馬八幡駅で降りて歩きました。
まずまずの天気で、浅間山がよく見えます。
 
1. できるものなら、こちらの角度で撮りたい感じ。
イメージ 1

 

 

目的地に到着すると、すでにスタンバイされてる方が
それなりにいらっしゃいましたが、
さほどの人数ではありませんでした。

この日は幸いにもそれほど寒くありません。
話し相手もいないので、独り黙々と待つこと数十分、
いよいよC58239号機を先頭に試運転列車がやってきました。

 
2. C58239 + オヤ12 + DD51888 の編成です。
イメージ 2


 
 
現役時代の当機を知りませんが、
本物を目の前にした瞬間、本当に復活したんだ!
と感慨も新たに。

C58239号機の息吹に触れた、嬉しい瞬間でした。
 


3. サイドビュー
イメージ 3


 

4. このカマが浅間山に向かって走る姿は、
今後なかなかお目にかかれないだろうなぁ、と
ちょこんと頭を出している浅間山とのコラボショット。


イメージ 4


 
 
C58239号機は軽快に駆け抜けて行った、
という表現があてはまるかと思います。
命を吹き返し、喜々として元気に走っていく、
そんな風に感じられ、嬉しい気持ちになりました。

均整のとれた好きなC58ですが、 
こう表現すると可愛そうかもしれませんけれど、
急客機のような華やかさがあるわけでもなく、
大型機ほどの迫力は感じられないC58。
でも、この万能の中型機C58は、
日本の風景にとても似合う機関車だなぁと思います。

田園地帯を走り抜け、河を渡り、谷を越え、山を越え、と
かつてC58が走った日本各地を走る姿を

見てみたくなりますねぇ。


5. 撮影後、また歩いて群馬八幡駅まで戻ると、
跨線橋からは気持ちいい景色が広がっていました。
イメージ 5


 
 
本日はここまでにして、続きはまた後日。。。
 
(2014/1/21 撮影)