国産ジェット旅客機開発

戦後、ＹＳ-11のような一部の航空機は除いて、欧米の下請けしかできなかった日本がようやく国産ジェット旅客機開発に挑む。
とはいえ、大型旅客機は、欧米との競争は避け、90席以下の中小型旅客機が狙いのようだ。

この市場は、100席以上の大型機は、米国ボーイングと欧州エアバス、100席未満は、カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが、シェアを分け合っているという寡占市場なのである。

こんな市場がまだあったのだ。
第二次大戦での敗戦のため、大きく遅れをとった市場であるが、まだまだ日本の技術力は捨てたものではないはず。
航空機分野でもいかんなく、力を発揮してほしい。

それにしても、これまた、今後のライバルとなるのは、中国である。