結婚

今朝の朝日新聞朝刊から。
社会面の特集記事で「家族」というタイトルで、毎週、記事がつづられている。

今回は結婚に関する記事。

結婚できない、しない人が増えているという。
ここに掲載されている人は男性３４歳。
まだあせることはないとも思える年齢。
お見合いパーティにも参加するが、この人の親は、息子の相手探しに、親同士のお見合いパーティまで参加している。

けっして、結婚できないタイプの人でないらしい。
以前はサラリーマンであったが、親の家業をついで、自営業になった。
「自営業」と参加者名簿に記載すると、お見合いパーティの名簿がさばけなくなったようだが、それが結婚できない直接的原因ではなさそうだ。

結局、
独身生活にある程度満足していて、妥協してまで結婚しなくなったことが、結婚しない人、できない人が多くなった理由のようだ。

会社でも、３０代・４０代の独身者が増えている。
なかなか出会いもなさそうだ。

いいことなのかもしれないけれど、女性の一般職といわれる腰掛入社もなくなった。
単純業務はテンポラリーに任せることになった。

その結果、社内結婚はなくなった。
会社に入ってからは、社内で知り合うことがなければ、合コンや見合い、友人の紹介のように何かの力を借りなければ、出会う機会などない。

結婚。
チャンスも減っていることは確かだが、独身生活の身軽さに満足していることも未婚率をあげている大きな原因でもあるようだ。