TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

トップの責任

2011-05-05 07:29:00 | 日々雑感
こんなこと言ったら怒られるかもしらんけど、責任者というのも気の毒ではある。
福島の原発周辺に住んでおられる人は何の罪もない。だから怒りの持って行き場は、東電であり、国となる。その責任者である社長や首相に怒りをもっていかざるを得ないのもよくわかる。

しかし、それも承知であえて言わせてもらうと、その責任者は責務とは言え、あれだけ日々お詫び行脚では、大変だ。
責任は歴代社長以下、それぞれ誘致してきた人、県知事や各自治体の長およびその担当まで、及ぶのではないか?
私は決して現首相を支持しないが、現首相ではなく、これまで運営してきた政権にも責任があり、これを容認してきた野党にも責任があり、こういう国家にしてきた我々国民全員に責任がある問題ではある。

原発事故が原因で、避難している人の生活は皆で保障し、避難場所を早急に確保しなければならない。
誤解を招いても仕方ない発言であるが、これは自然災害部分の大きい人たちよりも先んじて、なされるべきではないか、と私は考える。
その上で、もう個人攻撃はやめませんか。マスコミも。
そんなことしても解決しないのですから。

世の中、責任を取らない仕事を求める人が増えています。
管理監督者になろうとせず、自分の仕事だけに没頭する人も多くいます。医者も、最近はリスクが多いこともあり、成り手が減っています。訴訟が多いこともそれが原因です。
確かに、トップには責任があります。だからと言って個人攻撃は、どうも見ていて、気分のいいものではありません。
福島原発周辺の皆さん、申し訳ありません。