TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

世襲制

2008-09-28 06:39:00 | 日々雑感
にわかに論議の的となってきました。
小泉元総理の政界引退報道をきっかけに。
ちなみに私は小泉政権時代、小泉首相を支持してきました。
このCAFEのお知り合いは、私よりもお年を召した方が多く、現役引退世代の方も多いことから、アンチ小泉さんの人も多いようです。
その評価はそれぞれですので、今回はそれを語るわけではなく、世襲制問題です。

正直、小泉元総理が、息子を後継に指名したことには、がっかりさせられました。
「らしくない。」
しかし、そもそも、純一郎さんも親からの世襲議員。この人らの感覚から言えば当然か。

世襲。
私らの身近にもある。
私の勤める会社でも、今は原則、現役部長級以上の人の子弟は、入社させないという不文律があるようだ。
とはいえ、現役を引退したらいいと解釈しているようで、誰々さんの息子という人が会社にいる。
世襲と少し違うかもしれない、「コネ」というやつである。
私は、これが大嫌いである。
おかげでこれに反発することが、私のエネルギーの糧になっている。

歌舞伎の世界はすべて世襲。
芸能界なんかも2世が多い。
日本人はそもそも親が自分の子供と同じようになってくれることを望む人が多いようだ。
私もそんな感じがしている。

私は世襲制が好きではない。
それは世襲できるものがないからかもしれない。
ただ全否定してしまうと、本当に能力のある子弟が埋没することにもなる。
その実力をどうやって見分けるのか。

政治家なら、やらしてみて、ダメなら選挙でバッサリ落とせばいい。
会社なら、役員会でクーデターを起こせばいい。
そんなに簡単にいかないか。

いづれにしても、嫌なら、皆で選ばなければいいのである。
いつも言うようだが、その選ぶ権利いや義務を、わが国民のあまりにも多くの人が、放棄している。

皆さん、選挙に行きましょう。
選ぶ人がいなければ、白紙投票しましょう。とにかく投票行動が必要です。
(世襲制となんら関係ない終わり方になってしました。)