TAKAOSANのブログ(OCN CAFEから引越し)

このブログを始めた頃と様々なことが変わりました。
30代だった私も定年退職が近い年齢になってきました。

芸能人と元スポーツ選手

2006-11-12 16:11:00 | 日々雑感
別に芸能人やお笑いや元スポーツ選手だから、政治を語るなというわけではない。
しかし、政治や教育問題、国際問題等、多くのテレビ番組において、この種の人たちがコメントしている。

決して、専門家でなければ、出演して、語ってはいけないといっているわけではない。
しかし、テレビ局は、こういう人たちばかりに頼りすぎていませんか?
昨日の番組もそうだ。ビートたけしさんや爆笑問題の太田さん、彼らが良く勉強をしているのはわかる。
しかし、なぜ、お笑い出身者なのか?
頭の回転がよく、勉強していれば、いいのか?
たまに出演するならいいが、しょっちゅう、語っているではないか。
その他の芸能人もそうだし、元スポーツ選手も政治・時事問題を語る。

なぜ、そんなことを言うかというと、昨夜の番組で、ひょんなことから、たけしさんと太田さんが、携帯電話の話になった。
誰かが言った。
「携帯電話を子供に与えているのは、日本くらいのものだ。そんな簡単に伝達できるものは子供には必要ない。」との話から、だから携帯電話が悪いみたいな、話になった。
そうすると、太田さん曰く、
「俺は携帯電話を持っていない。」という。どうやら、たけしさんもしかりらしい。
たけしさんは言った。
「俺らは携帯電話をもっていないくても、周りが持っているから・・・」と、言った。たけしさんは良くわかっているようだ。

携帯電話を子供は持つ必要はない。これは私も同感だ。しかし、自分の息子には近く持たせることになるであろう。
子供の携帯問題は別として。
携帯電話をもたなくても、彼らは、いい環境にある特別な人なのである。
あの忙しい人たちが携帯電話を持たなくてすむというのは、取り巻きがいるからである。マネージャーという秘書がいるからである。
マネージャーが携帯電話を持たず、取り巻きが一人も携帯電話を持たないで、活動しているなら、許そう。
自分がもっていなくても済むのは、周りのおかげなのである。
どこにいても、携帯電話で連絡をとれなければ、顧客側に許されない世の中になっているのである。
そんなことが許される特別な立場の人に、一般の人のことを語ってほしくない、気がほんの少しした。

二人とも、すばらしい人である。
しかし、本当に彼が言っていることが、真なのか、よく考えるべきである。
あまりにもテレビ局も使いすぎではないだろうか?
だんだん、彼らの意見に、視聴者が偏っていっているような気もする。