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そっくり真似する共振振り子

2011年05月16日 | 日記
5月16日(月)

 今日は、中学生には少し難しいかも知れませんが、「共振ふりこ」を作りたいと思います。

 【準備】

 おもり(なかったのでゴム栓2個)、たこ糸、鉄製スタンド(2)、割り箸2本

 【手順】

 1.割りばしの両側にタコ糸をつなぎ、鉄製スタンドにぶら下げる。

 2.ぶら下げた割りばしにタコ糸につないだおもり(ゴム栓)をつなげる。

 【実験】

 思うようにゴム栓を振り子のように振ってみる。


 共振振り子のセットが出来ました。


 使う材料は、実験室にあるものばかりを使います。


 何カ所かでセットします。

 【感想】

 ・バラバラに動かしても、2つのゴム栓は次第に同じ動きになっていきました。[中2、 高1]

 ・信じていなかったけれど、本当に共振振り子は2つとも同じ動きをするのでびっくりしました。[中3]

 ・共振振り子は、物理の授業で見たことがあります。ふりこと振動の関係で、特定の振り子だけを動かすことが出来ました。演示実験でしたが、鮮明に記憶に残っています。今回は、その実験を自分たちで組み立てて、しかも化学実験室にあるもので代用して作ったことに意義を感じます。わずかな振動を片方のゴム栓に加えると、もう一方が大きく揺れたので、共振の意味が初めて理解できたような気がします。[高3]

 ・今日の振り子の実験では、振り子がどんな方向に振り子を揺らしても、必ず2つとも同じ方向に揺れているのが不思議でした。授業で物理を選択すると、深く理解できるのかも知れないと思いました。[高1]

 ・そっくりに真似する共振振り子。ゴム栓が鉄製スタンドに何度も当たり、最初はなかなか上手くいきませんでした。
  しかし、次第にみんなもコツがわかり、「共振」するようになりました。
  同じ動きになるのが面白かったです。
  また、「失敗しても諦めない」ことが大切だと実感しました。[高1]

 ・今回の実験は、先輩たちがリードしてくれて、頑張って下さったのでとてもスムーズに進めることが出来ました。
  おもりの動きがとても不思議な感じがしました。[高1]

 ・片方を横振り、もう一方を縦振りにしたにもかかわらず、次第に同じ動きになっていて、何故か不思議な感じがしました。
  [高2]

 ・共振振り子の実験は、成功したのか、失敗したのかよく分からない実験でした。
  ただ、共振することにより2つのゴム栓が同じ動きになるということだけは理解できました。
  次に実験するときは、ゴム栓ではなく、おもりを使いたいと思います。
  また、おもりの数ももう少し増やして実験したいと思います。[高3]

 ・片方を揺らすと、もう一方も揺れます。振動ということを考えると、同じ音さを2つ用意して片方だけを鳴らして音を止めると、もう一方の音さが大きく鳴るという実験によく似ていると思いました。[中3]

 

 

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