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浮き沈みする泡

2011年07月07日 | 日記
7月4日(月)

 今日は、食酢とサラダ油と食用色素を使って、「浮き沈みする泡」の実験をすることになりました。

 原理は、酢とサラダ油をかき混ぜると、油の方が丸くなり、ゆっくりと食酢の中を浮いていきます。

 これに色をつけるときれいに見えるのです。

 さらに、出来上がったものに塩こしょうを入れると、ドレッシングとして食べられます。

 まさに「一石二鳥」の実験です。


 用意した材料です。ビンは、酢が入っています。
 
 これに加えて、サラダ油、食塩、食用色素が必要です。


 サラダ油と酢をプラスチックのコップに入れました。


 ガラス棒でよくかき混ぜます。


 このようにかき混ぜる人と、作り方を確認する人に分けて作業をしました。


 油の部分が泡のようになります。


拡大すると、酢と油の境目に泡がたくさん出来ていることが分かります。


 次に使うのが食紅(食用色素)です。


 まずは、このように食紅を薬さじの小さい方に少し取り、コップの中へ入れて様子を見ます。


 少しずつ食紅が液体の中で広がっていきます。


 食紅は水溶性なので、酢の方によく溶けます。


 なぜか白い泡が出てきました。


 しばらくすると、この白い泡がピンク色になり、油の中をふわふわと浮くようになりました。


 横から見るとこんな感じに見えます。
 
 このピンク色の泡が浮き沈みします。このように少しの刺激で浮いたり沈んだりする泡のことを「浮沈子」といいます。

 はっきりと見たい場合には、小さいペットボトルの中に入れて、ペットボトルのふたをしっかりと閉めた後、手でペットボトルを握ったり、緩めたりするとおもしろいように浮き沈みします。

 一度やってみてはどうでしようか。

 一番良かったのは、これらの実験後の液体が、塩こしょうを入れると、家庭へのお土産、つまり「ドレッシング」になったことです。

 後日、美味しく頂きました。


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