東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

最高の瞬間(ひととき)

2013年07月15日 | 雑記帳
7月15日(月・祝)曇り時々晴れ 今朝の気温21℃ 

今がヘボの巣の植え替えの旬だ。もちろん移植は6月下旬から始まっているのだが、
今の時期はワーカーの数も増えて、植え替えには最適の時期と言えよう。

この時期は山野が趣味人で賑わう。顔なじみともバッティングすることもしばしばだ。
それぞれが大事な狩り場だけに、
捜索成果についての情報交換は、互いの腹の探り合いとなり滑稽だ。

私も今日は山に出かけたいと手ぐすねひいていたのだが、なんと孫達の襲撃を受けてしまった。
大事なコミニュケーションだからスッポカすわけにはいかないのであるが、
仲間達が次々とヘボハウスに立ち寄って情報収集をしながら出発していくと、
なんだか一人取り残されたようで寂しくなってしまう。

通常なら私の年代は定年を迎えて暇を持て余しているのだが、
幸せか不幸か私の場合は役職のゴミバコとされているからボケる暇がない。
忙しく立ち回る中、没頭出来る趣味があると言う事は心のケアには効果覿面だ。
仕事やいろんな役職で苦労をしていても、山の中での面白い事や楽しい事を考えていると
心が安らぐのである。
樹幹を抜けて来るヒンヤリとした澄んだ空気と薫る青葉。静寂の中の鳥のさえずり。
ヘボと戯れる一日は最高の御馳走である。

※今日からライブカメラの中継を始めました。
 中継の見方は、左の「カテゴリー」にある、『ライブ中継の見方』を見て下さい。



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