DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[血沸き肉踊るHR/HM] Cupid's Dead / EXTREME

2006年09月08日 | 血沸き肉踊るHR/HM
聴いただけで、体中の血が騒いでしまうナンバーを紹介するこのコーナー。
今回は、EXTREMEの「Cupid's Dead」です。

タイトなリズム、グルーヴィーなギターリフをバックに
ゲイリー・シェローンのラップ調のヴォーカルが絡むAメロから
体中がアツくなること必至!
どこまでもファンキーなサウンドに、エクストリームお得意の
分厚いコーラスもかぶさって、エクストリーム史上でも、
最高レベルの人気を誇る楽曲ですね。

III SIDES TO EVERY STORY
EXTREME
ユニバーサルインターナショナル

彼らの3rdアルバム
君の観点、私の観点、そして真実という
3方向から1つの物事を見た
歌詞の世界観が話題になりました


私的には、このアルバムが彼らの最高傑作だと思っています。
美しいコーラスとファンキーなギターリフがカッコイイ「Color Me Blind」、
骨のあるアコースティックサウンドが心地よい「Tragic Comic」、
壮大な世界観と分厚いハーモニーに圧倒される「Stop The World」など、
聴き所が満載です。しかも前作よりも、プロダクションが引き締まってて、
タイトなサウンドになってるところが、私的にはとても好きなのです。

ただ、一般的には、2ndの『PORNOGRAFFITTI』が最高傑作とされていますね。
そうポルノグラフィティのバンド名の由来となったこのアルバム。
確かに、このアルバムの衝撃は凄かった。
きっとポルノグラフィティのメンバーも、
このアルバムで衝撃を受けたクチなんでしょうね。

Extreme II: Pornograffitti
Extreme
A&M

ファンクメタルという
ジャンルを確立した2nd
HR/HMファンのマスターピースです


1曲目の「Decadence Dance」のノリノリなぶっ飛び具合に衝撃を受けた
人は多いはず。さらに驚愕のファンクチューン「Get The Funk Out」は
当時ブームだった並み居るLAメタル勢との格の違いを見せ付けました。
#間奏の裏ノリは超ムズイ!
そして永遠の名バラード「More Than Words」の美しさに酔って、、、と
ハードロックファンは、誰もが通過する、しなきゃいけない名作ですね。

と、そんな偉大なEXTREMEの名曲を一枚で網羅した素晴らしいベスト盤が
出ています。コレです。

ベスト・オブ・エクストリーム
エクストリーム, ヌーノ・ベッテンコート,
ゲイリー・シェロン
ユニバーサルインターナショナル

曲数は少ないけど、完璧な選曲だと思う

そして、コレに収められている「Cupid's Dead」は、ホーンが入ってる
のですが、それがさらにカッコ良いです。
この曲の聴き所はなんと言っても、間奏!(笑)
ヌーノ・ベッテンコートのファンキーなギターと、ホーンがユニゾンで
同じフレーズを奏でるところは凄すぎて、鳥肌が立ちます。

ハードロックで、バラードでもなく、ヴォーカルのない演奏のところで
鳥肌が立つなんて、そうそうないですよ(^^;
この曲、聴いたことがない人はぜひ一聴を!
ポルノファンの方も、ぜひお試しください(^^)

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