DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[血沸き肉踊るHR/HM]Like There's No Tomorrow/SLAUGHTER

2007年02月22日 | 血沸き肉踊るHR/HM
最近、昔のHR/HMを引っ張り出してきて、iPodに入れては聴いてます(^^
やっぱ、80年代後半~90年代初頭までのHRは元気でますね。

というわけで、今回の血沸き肉踊るHR/HMは、
SLAUGHTERの「Like There's No Tomorrow」です。

Fear No Evil
Slaughter
Steamhammer UK [SPV]

スローターの最高傑作アルバムだと思う
1曲目は血沸き肉踊ります!!


何か起こりそうなSEから、少しレッドツェッペリンを意識したような
かっこいいギターリフと、ドラムのリズムが印象的。
そこに、かなり粘着質なマーク・スローターの声が絡み付いて、
もうたまりません。
決して、疾走感があるわけでもなく、サビで扇情的に歌い上げるのでも
ないのですが、地を這うようなグルーヴ感が全体を支配していて、
体の下の方から疼いてくるような感覚がこの曲にはあると思います。

一般的には、1st、2ndが彼らの名盤として語り継がれていると思いますが、
私はこのアルバムが一番好きですね。一番ロック感がある感じがします。
同じく血沸き肉踊る「Outta My Head」や、
これぞSLAUGHTERというカッコイイ「Get Use To It」、
ノリノリのパーティチューン「Let the Good Times Roll」に、
ビートルズの影響をありありと感じさせる「It'll Be Alright」など、
大粒の佳曲が多いと思います。

ヴォーカルのマーク・スローターの声はかなり個性的で、どこから
こんな声が出るねん!って感じなのですが、一旦この声にハマると
心地よくなっちゃう中毒性を持っています。
SLAUGHTERがイケれば、JACKYLもイケるんじゃないですかね。
コチラもアクの強い声、ノリの良いロックサウンドで、オススメですよ。

Jackyl
Jackyl
Geffen

彼らの衝撃のデビュー作
リンク先で試聴できるみたいです


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