タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

韓国旅行の断片~6

2024-04-21 07:37:48 | 旅行のこと
マンサン(望山)に登る

雨になりました。山歩きには行けないので、韓国の山の紹介をします。その山はコジェド(巨済島)あるマンサンです。

標高400メートルに満たない低山です。日本人で登った人かいるのかどうか知りませんが、前回紹介したジャンサンよりマイナーな山であることは間違いありません。

    

グーグルアースの画像です。右上がプサン市で、その左下にあるのがコジェドです。マンサンはその左下です。

タカ長たちが登ったのは2007年10月ですが、この島に初めて行ったのは1999年9月でした。Yさんに連れられてタカの渡り観察に行きました。当時はプサンとコジェドをつなぐ橋はなくて、ものすごく不便たところでした。

    

観察に行ったホンポ(紅浦)の店。上に見える岩峰がマンサンです。

初めて行ったときは粗末な店で、宿泊もできると言うことでしたが、タカ長たちが泊まれるものではなくて、近くの町のホテルからタクシーで往復しながら渡り観察をしたものです。

    

コジェドが橋でプサンと結ばれて、ホンポも急速に発展しました。このようなペンションも出来ました。タカ長たちが宿泊したのはこのペンションの2階です。

    

ペンションの2階からはマンサンが目の前に見えます。あの尾根からハチクマの群れが飛び出して対馬方向へ渡って行くのを見ましたが、それは別の時の話です。

目の前の店の横から登って行きます。

    

小さな案内がありました。

    

最初はなだらかな登り。それが終わると、、、、

    

タカ長たちがいつも登っているような藪山になりました。ご覧のように石ころ道が多くて、足元が安定しなかったような記憶があります。

でも、小さな山なのでその道も長くはありません。

    

    

    

尾根に登ると展望が開けて、反対方向の山や足元の海を見ながらの尾根歩きになりました。

途中までは藪山ですが、山頂部は岩稜ですから、展望は申し分ナシです。

    

    

    

ホンポや対馬につながる海を見ながら山頂に到着。

    

この山頂で寝っ転がった日本人は多くはないはずです。画像に残された記録を見ると本当にのんびりしていました。

ハイタカが飛んだのを見た記憶もあります。この山頂を3時間くらい独占していました。

    

    

    

    

10月のマンサン山頂は暑くもなく寒くもなく、とても快適でした。

あれから十数年、ふもとの集落も今では町になっているはずです。そのためでしょうか、グーグルアースの画像を見てもホンポ集落や宿泊したペンションを見つけることが出来ませんでした。

マンサンも激変しているかも分かりませんが、確認に行くことはありません。今となっては、「古き良き時代のマンサン登山」だったのかも分かりませんね。




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