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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

数字じゃぁないなぁ~2

2025-03-27 09:33:10 | 山歩きから

     

 

昨日の「つづき」みたいなものです。

 

女房殿と山を歩くときはいつも女房殿がトップを歩きます。仲間たちと歩くときもトップを歩いています。

 

タカ長は女房殿の後をノコノコ。町でも同じ状態ですが、これは「尻に敷かれた」風景に見えます、と言うことは話題にしません。山ではそれぞれの登山者に個性があるということです。女房殿はトップを行くタイプで、タカ長はラストを歩くタイプ。

 

     

 

歩くコースによってはタカ長が先行してコースの様子を探ることはあります。しかし、基本的にはトップとラストは決まっています。

 

だから、昨日、中央コースで岩場が現れたときも、何の躊躇もなく女房殿が先に取りつきました。そして、、、、難儀しながら二人とも無事に登ったわけですが、その時もこのようなところを登ったら女房殿が上だぁ、と何となく感じていました。人が見たら笑われそうな、変な登りをしながら、それでも登山者としての基本的な差を感じることはあるのです。

 

その登山者の能力とか個性を見ながら指示を出すのがリーダーのウデですね。

 

    

 

    

 

2019年4月に英彦山の望雲台に登ったときのことです。先に登るように言ったら、、、、、

 

「私が先に行くの」と言い残してスイスイ(?)と登って行きました。上に登った女房殿に聞くと奥行きは無いとか、そのことを頭においてタカ長も登りました。

 

     

 

上はこのような感じで、手摺の右はバッサリと落ちていました。これじゃぁとは言えないでしょう。

 

    

 

尻の落ちつかない思いで向こう側の風景を見て早々に下りました。

 

    

 

下りる時も女房殿が先で、安全に下りたことを確認してタカ長も下りました。いつもこのような感じです。

 

でも、女房殿を先に行かせるのがタカ長の仕事ではありません。後ろを歩きながら歩く場所を細かく指示することは普通にあります。場所によってはタカ長が先行して指示を出します。場所によっては女房殿の箸の上げ下ろしに口出ししているように見えることがあります。

 

下界でこのようなことをしたら血の雨が降るかも分かりませんが、山ではリーダーの指示に素直に従っています。それが山だと分かっているからです。女房殿の足に負担が少ないのはどこを歩くのがベターなのか、二人の思いはその一点で同じなのです。

 

    

 

昨日もあの岩場を協力しながら無事に通過したのですが、あの登りで特に女房殿が疲れたようです。

 

観音山まで行くのをぐずる感じが見えましたが、そこはなだめ好かせて頑張らせました。

 

よく聞いたことがありますが、配偶者と一緒に歩いていると遠慮がないので、愚痴やら不満がタラタラと出るそうです。でも、タカ長たちにはその経験はほとんどありません。ゼロとは言いませんが、、、、、、。

 

    

 

山に行けば女房殿は山仲間であり、女房殿からみたらタカ長はリーダーであるはずです。その基本的なことはお互いに分かっていますから、山でもめ事を起こすことはありません。

 

昨日、女房殿が相棒だったのであの岩場に取りつきましたが、よその奥様だったら別の展開になっていたように思います。

 

でもまぁ、何はともあれ、一夜明けても変なところに痛みが出なかったので、あの登りも楽しい思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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