![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/89/717fb5843d1deaaa030bf3a50110f3d3.jpg)
◆ サケのうろこの隆起線が配列している辺りの偏光顕微鏡写真を載せます。偏光顕微鏡写真では試料の上下に偏光板を挿入します。偏光板とは一方向に振動する光のみ通過させます。通常3枚一組の写真を撮ります。
(1) 2枚の偏光板の光の振動方向を平行に置きます。
(2) 2枚の偏光板の光の振動方向を直交させるように置きます。試料がない時や液
体のように光学的に等方的な物質を置いた時は消光して暗黒になります。
(3) (2)の状態において1λ(赤色)の検板を光路に挿入します。検板の屈折率が大
きい方向は常に右斜め上方向です。試料のもつ屈折率の大きい方向(例えば分 子鎖配向方向)が右斜め上方向で,検板の屈折率が大きい方向と一致する場合 は空青色に色が変化します。これにより,試料の屈折率の大きい方向を知ることができます。
◆ 今回の写真(×100)は(1)の状態の写真です。これは通常光の顕微鏡写真と同様です。隆起線は途中で途切れたり曲がりくねっています。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
(1) 2枚の偏光板の光の振動方向を平行に置きます。
(2) 2枚の偏光板の光の振動方向を直交させるように置きます。試料がない時や液
体のように光学的に等方的な物質を置いた時は消光して暗黒になります。
(3) (2)の状態において1λ(赤色)の検板を光路に挿入します。検板の屈折率が大
きい方向は常に右斜め上方向です。試料のもつ屈折率の大きい方向(例えば分 子鎖配向方向)が右斜め上方向で,検板の屈折率が大きい方向と一致する場合 は空青色に色が変化します。これにより,試料の屈折率の大きい方向を知ることができます。
◆ 今回の写真(×100)は(1)の状態の写真です。これは通常光の顕微鏡写真と同様です。隆起線は途中で途切れたり曲がりくねっています。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
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