6年生の国語科の学習のようすが届きました。
今回は、6年生になって初めて学習する『物語単元』の学習活動を紹介します。
この単元では、「登場人物の『心の距離』を考える」ことを中心に学習をします。3人の登場人物の『心の距離』を、自分なりに読み取って、グループのメンバーと意見交換します。
「なぜ?そのように思うのか?」
「どうして、心の距離が近くなったって感じたの?」
「本文のどの部分から、そのように感じ取る(読み取る)ことができるのかな?」
等々、自分たちと同じくらいの年齢の登場人物と自分を照らし合わせて、友だちとの関係(距離)を考えます。
自分の考えをグループのみんなに伝えます。大切なことは、自分の意見や考えと、お友だちの考えを照らし合わせて考える活動です。
登場人物の心情(心の動き)を磁石を使って表しています。上下の種類の違う磁石の間隔が、2人の登場人物の距離を表しています。※すばらしい工夫ですね!心情曲線を磁石で代用するとは、ナイスな発想です
同じ学習材(物語文)を読んでいても、感じ方が様々であることが磁石の位置からわかります。
思考を視覚的にとらえることができる、今回のような工夫は、子どもたちの『学びの実感』に繋がっていくと思います。
グループで考えを深めたあと、最終的には、自分の考えをワークシートにまとめていくそうです。
最高学年として、楽しく学習しながら、いろいろなスキルや知識を身に付けていってくださいね