07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

10月16日岸部北・岸部中

2007-10-16 20:50:34 | 活動報告
【調査地】岸部北(紫金山を除く)・岸部中
【参加者】7名

【調査した木】10本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は4本。)
【樹種】クスノキ5本、エノキ2本、ポプラ・ソメイヨシノ・シダレヤナギ各1本
【調査個所】岸部北2本、岸部中8本
【今日のトピックス】97年報告にある岸部北、岸部中にあった民家のクスノキは両方とも現存しており、岸部北の家の方からは昭和13~14年頃写されたクスノキの写真をお借りすることができた(尚、写真の女の方は90歳代で、ご健在とのこと)。

また、97年報告にある岸部第2幼稚園のアラカシは見つからなかった。

【主な内容】
①岸部北の民家駐車場内にあるクスノキについて、家の方から
  ・近所に落葉で迷惑を掛けていること
  ・近所から藁をもらい毎年末に注連縄をかけかえていること
  ・自分の代の間は今まで通り守っていきたいこと
など、色々話を聞くことができ、上述の通り古い写真もお借りした。
このクスノキには保護樹木指定9号の立て看板があり、右側にはクスノキに住んでいたと伝えられる白蛇を祀る白龍さん、左側にはお地蔵さんが祀ってあった。

②岸部中のクスノキは家の敷地内(裏庭)にある木で、97年調査で372cmと一本立ちでは吹田市4位の大木であるが、前日に家の方から測定お断りの電話があり、外から見るのみとした。根が盛り上がった本物の大木であるが、大きな枝がスパッと切られており、落ち葉問題に苦慮されているのでないかと思われる状況だった。
③東新池南西隅岸部東農業会館の西側に植樹されているソメイヨシノに1本、歩行者専用地下道入口の西側、個人所有空き地にあるクスノキも大木合格した。
④岸部第1小学校の西側通用門近くにある幹周り315cmのポプラ、学校側からは正常に見えたが、道路(北)側に廻ると、直径100cmの木が深さ70cmに大きく朽ちており、幹は馬蹄形(20~30cm厚み)に残っていると推定される。

④岸部中第1公園でクスノキ2本、名次神社でエノキ2本、最後に岸部北に戻って小路墓地(新敬愛幼稚園の南側)でシダレヤナギ1本を確認した。このシダレヤナギは枝がほとんど切られ高さ5mしかなかった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  915本(内合格 810本・・・・・97年報告数 365本)
▲調査協力者数 延べ 376人