

昨年亡くなった母の姉と、母方のお墓を移転したので供養のため群馬まで行ってきた
予定していた時間よりかなり早く着いてしまったので本堂を見学した
群馬県沼田市にある天台宗長寿院
1200年の歴史があり沼田市の重要文化財に指定
随所に配色された感じが東照宮を思わせる色使いである
普通のお寺さんでこれだけの色彩は滅多にない
写真は撮らなかったが内部はもっとスゴい事になっている
長寿院本堂
コチラは祈願所
こんな事を言うのは何だが、ワタクシ
古い物には食いつくけど
歴史には全く興味がない
よって若い僧侶から襖に書かれている歴史的人物など説明されたがチンプンカンプンなのである
江戸時代の物やら鎌倉時代の物もたくさんあった中で
今日イチで目を奪われたのは 【 釈迦の涅槃 】 衝立
何百年前に秋田で作られた一品、全て ≪ 貝 ≫ で装飾され
何の貝か分からないが釈迦の衣だけ違う貝が使われていた
裏面は般若心境の全文が装飾されている
ご住職とも話しを交わしたけど、この衝立に関しては終始ご満悦であった
ちなみにコチラのご住職、紫色の袈裟を着けておりかなり位の高い方
近い将来 ≪ 比叡山 ≫ の住職になられる方の様です
さて、肝心の法事ですが
遺骨だけではなく母方の墓石までも移して頂きました
なのでお姉さんのお墓に2個墓石があります
本当にありがたい事です
久しぶりに会う人達に名前を呼ばれましたが
正直、ほとんど記憶がない
母の妹は10年ぶりなので分かるが、その子供達とは30年ぶりなので
『 あ~~~何となく・・・ 』 と言った感じでした
法事なので食事等をする会を設けて頂いたのですが
母の体調も考慮し帰宅
もちろんドタキャンではなく事前に連絡済み
片道3時間半を兄貴夫婦のプリウスで移動
ワタクシのクルマと違って静かなんだけどロードノイズ、ものスゴく拾うね
めっちゃタイヤから伝わってくる
ず~っと 『 ゴー 』 って音が聞こえた
ワタクシのは ≪ ローブリット ≫ なのでマフラーから 『 ボー 』 だけど
天気にも恵まれ本当に良い供養が出来ました