
早朝から国内線で、台中にある花蓮市 ( かれん ) に向かいます
台北松山空港からは、なんとプロペラ機
まさかプロペラだとは思わんかった・・・
席がプロペラの横だったので、なかなかの 【 音 】 でしたが
35分程の空中散歩で花蓮空港に到着
着陸は海からのアプローチなので景色は最高です
この花蓮空港は軍事施設にもなっているので撮影は一切禁止です
滑走路付近でカメラなんか構えたら、厳しく罰せられるらしい・・・
なので外側から空港を
2004年に建替えられた空港なのでとてもキレイです
向かう場所は山の向こうにある国立公園太魯閣渓谷 ( たろこけいこく )
約30分ぐらい走ると国立公園のカンバン
それを過ぎた山道が、こんな感じで観光バスがギリギリのトンネル
かなり奥まで観光するとバスの屋根を擦ってる場所も沢山ある・・・
最初に訪れたのが長春祠
ここは中部東西横貫公路建設工事中に亡くなった212名の霊を慰めるために1958年に建てられました
亡くなったほとんどの方が落石による事故死です
ものスゴい上にもう一つお寺があって、上まであがる階段もあるよ
この太魯閣渓谷、国立公園になる前は大理石が採掘できる場所でした
これからお見せする写真の白い部分は全て大理石です
それと、大理石が取れる場所はセメントの原料も取れるので
その成分が溶け出し川の色がグレーになっています
もちろん魚は生息する事ができないので鳥も滅多に見掛けません
橋の写真を撮ってたら 『 ブブ~! 』 ってクラクション
観光バスが入っていきました
ドコに行くんでしょう?
次の観光スポットは九曲洞
いまでも落石が多く、ヘルメットを被って観光する方も多く見かけました
ワタクシ達はノーヘルメット
ところどころ小さな鍾乳石みたいのを見掛けました
ここを観光バスが通るんだもんね、スゴいよ
たまにこんな綺麗な水溜り?を発見します
岩の隙間から染み出てくる水は透き通ってますが、いずれ合流してグレーに・・・
インディアン岩と呼ばれる場所にきました
分かります?
アップです
長髪がなびいたインディアンの横顔に見える岩です
チョット強引な感じもするが見えなくもないでしょ?
ここにも慰霊碑
林さんいわく、この方は当時の隊長らしいです
しばらくバスで移動すると慈母橋に到着
実はこの橋、全部大理石で作られています
橋の横に川を見渡せる場所があるんだけど
下がえぐれた所に立ってるから怖いのなんのって
川の水で浸食されて滑らかな岩盤がキレイに見えます
過去に落石してきた岩もデカいこと!
乗用車ぐらいの塊がたくさんあります
ビジターセンターに到着
この場所で標高800m、まだまだ全然序の口なんだって
この国立公園をクルマで通るだけで片道4時間も掛かるそうです
2時間ぐらいの観光じゃいくらも・・・
太魯閣渓谷は
『 スゴい! 』 って言葉しか出てこないです
時間に余裕がある方は是非、足を運んで頂きたい、そんな場所です
素晴らしい景色と、人によって掘られた道
写真では伝え切れない事が残念です
台北松山空港から花蓮まで6便出ています
トランスアジア航空